カタルシス
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2002年06月09日(日) |
どこまでもマイナー嗜好 |
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違う!マイナーだから好きなんじゃなくて 好きなものがマイナーなだけだ!(墓穴)
香港電影の師匠である大好きな友人と李連杰(ジェット・リー)主演の映画『THE ONE』を観に行きました。 連杰は私が一番好きな香港武侠の役者さん。元々は大陸の人なんで香港の人じゃない。言葉が違うから初めは色々大変だったらしいけど、その身ひとつで香港電影界のスターにのし上がった人。でも、ハリウッドに進出して以来すっかり香港映画には出なくなっちゃった。まぁ、武侠物(アクション作品)って今は人気が廃れているから仕方ないと言えば仕方ないんだけどね。ろくに英語話せなかったのにハリウッドからオファーが来たのだから、またもや身ひとつでスゴイ人だ。
『THE ONE』はハリウッドの作品で、半SFなストーリーでした。別次元界に生きる自分を全て抹消して唯一の自分「ザ・ワン」になる。って話。…て、こんな説明しても訳解らないよねぇ?でも、うまく説明できないです。気になる人は是非ビデオでも借りて見てみて下さい。連杰のカンフー・アクションは秀逸です。香港物のように極端に長いアクションシーンはないし、演出が派手なんで結構飽きずに見られると思います。何しろ125人の連杰が出て来ますから(笑) 少しでも彼を知っている人なら絶対笑えますって。
この作品、6/1に封切りだったのにもう次クールからは別の作品に上映が差しか替わってしまう予定になっていました。つまり上映期間は2週間。マジ?ちょっと短過ぎない??? でも、日曜日なのに客席がすっきりしていたのを見て納得… 何でこんなに指示されないのかなぁカンフー・アクション。ホロリ・。
次の上映予定になっていた『ブレイド2』には連杰の次に好きなアクション俳優さんが出ることを知っていたから、上映予告もちゃんと見なくちゃ!って妙な意気込みで予告に見入っていた我々。その彼、確かに予告に登場していましたが、出番が少なさそ〜うな香りをプンプンさせてまして…(^^;) ややや、これは劇場で観るほどの物でもないだろう、と思ってしまいました。何でも当初はアクション指導だけだったところを、予定していた俳優の故障か何かで急遽抜擢されたんだそうで。出番少なくても仕方ないみたい。トホホ… ちなみに彼の名は甄子丹(ドニー・イェン)といいます。『マトリックス』や『グリーン・ディスティニー』『チャーリーズ・エンジャル』等のアクション監督してたユェン・ウーピンの愛弟子でございます。<ぎゃー、何かマニアック?!
映画を見終わった後、師匠に最近気になっているニッキー・ウーの話をしたら「ああ、可愛いよね!」とエラく反応が良かったので、突っ込んで聞いてみたら彼女にもニッキーブームの時期があったらしい。さすがは師匠、お見それしやした!どうやらツボが似ているようで、ニッキートークに花が咲く咲く。その前は『ブレイド2』のド兄さん話で盛り上がっていたし、連杰の映画観といてその感想はナシか?って状態でした。 帰りにお茶しながらニッキー作品について聞いてみたら、主演の物は日本にほとんど来ていないので数が少ないけれど、助演であれば金城武との共演が結構あるから 金城経由で探すと良いかも。と教えてくれました。おお、ありがたい情報♪
地元に帰り、早速ビデオ屋で何本か発見。そのうちの1本が前々から気になっていた作品だったので即レンタル、即観賞! 『フォーエバー・フレンズ』という台湾の作品で、青年達の徴兵生活日記みたいな内容です。ハッキリ言って話はそれほど面白いものではありません。が、面子がキラキラ〜というか、人気の若手ばかりを使ったアイドル作品なんだな(笑) 軍の中でも落ちこぼればかりが集まった隊で隊長ばかりが奮闘してるような感じ。金城武は刑務所あがりのニヒルな若者役で、ニッキーは真面目で優秀な隊長役。私が求めるニッキーの綺麗さはあまり望めなかったけれど、実は拳法の使い手(蹴拳道だけど)という別の一面が垣間見えた作品でした。
台湾には今でも徴兵制があって、それにはどんなに勢いに乗った人気俳優でも例外なく召集がかけられます。ニッキーも規定年齢に達した時に徴兵に行っているので、その間は芸能活動をお休みしていました。日本に来ている作品はほとんどが徴兵以前の物で、帰って来てからはTVでの仕事が多くなっているみたいです。歌も歌ってるんだけど、台湾のスターってあんまり来日コンサートとかしないんだよね。香港の人はバリバリ来てんのにね。 リッチー・レンやウーバイあたりは来ても客入るんじゃないかと思ってるんだけど… 知名度がイマイチ足りないのかな台湾陣は。(ウーバイは歌手、リッチーは俳優の仕事もしてるけど本業はシンガー・ソングライター。)
ワールドワイド万歳。(露骨にアジア寄り)
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