カタルシス
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2002年06月13日(木)  好きの数だけ 愛はある 

6/22のBAMBIの出演時刻判明。何か頑張ればフライデーとハシゴが可能のようだ。やったるぜぃ!

と、心に誓いながら何故か nestへ向かう仕事帰り。
本日のライブはN.U.さんです。去年の8月WESTでスプリングベルと同じイベントに出ていました。以来都合が合うときは行こうとしている人達です。
と、言うとエラく通ってるみたいだけど、実は今回が3回目。だって彼らの活動拠点、横浜なんだもん(^^;) 平日は普通に仕事してると間に合わないのだ。ライブハウスは新横浜BELLSがメイン。ストリートは桜木町近辺が多し… どっちも難しいのよ。

2回目行ったのは年末のワンマンで、レコ発だったし丁度休日だったんで、新横浜まで頑張って行きました。まーぁ もーぉ、遠かったよー(泣) 実質的な距離も確かにあるんだけど、家からだと乗り継ぎが厄介なんだよね。帰りも大変。いつもBBSに来ている神奈川組の苦労を少しだけ実感できた気がしました… みんなエライ!

彼らはアコギ2本、もしくは1本+パーカッションって編成で軽快な楽曲を得意としているフォークデュオ(だと思う)。音程が安定していて、どっちがリードでもコーラスでも とても綺麗なハーモニーを聞かせてくれます。関西出身で喋りもテンポ良いし2人ともキャラ可愛いし、私の数多い好みのツボの内の1つを 確実に突いてるんだよね。

前日まで前チケ予約できたんだけれど、仕事の様子が読めなかったので予約できないまま会場へ行きました。でも、万一前売りが残っていたらラッキー?と思って、当日券を買う前にデスクへ行って、
「N.U. 見に来たんですけど、前売り残ってませんか?」と聞いてみた。すると係りの女の子は
「ありますよ〜 何枚ですか?」とニッコリ。やた!ラッキーだ♪ Oさんも来るって言っていたので2枚頼んでホッとしたら、ロビーに会場の音が入り 彼らの歌が聞こえてきたもんだから、慌てて顔を上げた 拍子に女の子と目が合った。
「始まっちゃってますね(苦笑)」と言われ「はい!行ってきます!」とお礼もそこそこ会場へ飛び込む。

最初の1曲の途中から入った私は場内を見回して前方の空いている一角へ。据えられていたイスはだいたい埋まっていたけれど、混んでいるとはいえない入り具合。でも空き空きって訳でもないから まぁ、良いのかな。
しばらくしたらOさんが入って来たのが見えた。彼女もすぐに私に気付いて隣に落ち着く。…まぁ、そんな感じよ。もっとも、前の方で立っていたから 目立つには目立っていたと思うけどね。

彼らの演奏が終わってからも少しの間ステージを眺めていたら、見覚えのある人達がセッティングに現れたのでOさんに「次も聞いてて良い?」と尋ねる。会場へ着くまで全然知らなかったのだけれど、対バンに 時の徘徊さんがいたので「おや。」と思ったんだよね。以前アストロホールでスプリングベルと一緒だったのを見ていたんで、そのまま彼らのステージも見てからロビーに上がりました。

N.U.と時の徘徊のアンケートを書いてそれぞれのデスクに提出。N.U.のデスクにはチケットを売ってくれた女の子がいたので「さっきはありがとうございました」と声をかけ、ついでにメールでお知らせをくれるのはあなたですか?と尋ねたところ、「いえ、メンバー本人ですよ」と言われて少々感心。
一応事務所に所属している人達だし、今年の始めに出したCDは有名レコード店の店頭で見ることができるからレーベルから出している訳じゃない。メール配信もHPの運営管理も(多分製作も)彼ら本人がやっているというので、ライブやって、ストリートやって、多分何かバイトとかもしてるんだろうし、その上その辺の実務もこなしているのは さぞやハードな毎日だろうなぁ… と想像するよねぇ普通。

「そこに本人いますから是非声かけてって下さい」女の子の愛想良い声に「え?」となる。彼らがそこにいることは先刻からとっくに解っていたし、話す気があったら実行しています。でも、今は別の子達とお話していたし  お疲れさまでした〜くらいしか話すことないし、アンケート出して言いそびれたお礼を言ったら帰ろうと思っていたので、彼女のこの言葉に一瞬思考が止まってしまいました。すると、こともあろうにその彼女、
「ねぇねぇ、この人達前売りの最後の2枚を買ってくれた人達だよ!」ってメンバーの一人に声をかけてしまいました。Oさんと2人でギョ!っとします。

「わー、ホンマですか〜。ありがとうございますー(笑)」思いっきり愛想良い笑顔。N.U.の「N」こと庭瀬くんね。今まで話していた子達に「ちょっとだけごめんね」と言って、こっちに向かって来るじゃない。
あー、困ったなぁ こっち来ちゃうよ。何か話さないと彼の立つ瀬がないよねぇ… と彼が目前で立ち止まるまでの数秒間に話題を考えて、当たり障りなく「楽しかったよー」「もっと東京でやってー」ってな話から始め、間をおいての3回目だってことを伝えながら今日のステージ中ずっと気になっていたことを聞いてみました。
「2人ともすっごく痩せちゃった気がすんですけど、気のせい?」

そうなのよ。何か見る毎に痩せてる気がして ちょっと心配になっちゃったんだよね。向こうにしてみたら相当余計なお世話なんだけど、見るからに優しそうな彼は嫌な顔なんかこれっぽっちもしないで
「そうかな〜?」と頭をかきながら笑いました。
「きっとやつれてんねんな。もっといいもの食えるようにならなアカンな〜」とか
「早いとこ上へ行かなアカンよな〜」とか言っていた。
それから「また来ます」「頑張って下さい」的な挨拶で締めて、「あの子達待ってますよ」とさっきのファンの子のことを振って退散して来ました。

帰り、ご飯がてらOさんとちょっと話をして帰宅。
一人で更にちょっと考えてから 遅い時間だったけどパソコンを起動させて
N.U. 宛にメールを打ちました。

「今日はお疲れさまでした。庭瀬くんとは少しお話させて頂きましたが、覚えているかな…」
みたいな書き出しでね。
普段はあんまりこういうことしないんだけど、彼の言った「早いとこ上へ行かな…」ってヤツが頭の中に反芻してスッキリしなかったもんだからさぁ…

ライブのスケジュールなんかはスプリングベルと同じくらいか それ以上のペースで演っているし、事務所に入ってて、時々TVにも出たりしてて 状況はちょろっと察しがついた。それを踏まえた上で聞いた「早いとこ上へ行かな…」には焦燥感みたいなものを感じてしまったんだよね。そこで余計なお世話メールを出す気になった訳だ。
今だったら本人の目に触れる確信があったし、面倒な長文メールでも真面目に読んでくれる人柄だと思えたから。まぁ、面倒くさがられたらそれまでの人達だってことだし。それはそれで良い話だしな(苦笑)
反応があろうが なかろうが 構わないと思ってましたし。
でも、伝えたかったんで。
客観的な意見を知って欲しかったんで。

ただの自己満足だって自覚しながら送信ボタンを押して、


おやすみなさい。


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