カタルシス
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2002年04月26日(金)  デート(笑) 

「明日時間があるなら」と電話をもらったのが昨日の夜。
仕事が微妙だったけど、多分大丈夫だろうと思ってお誘いに乗る♪

週末の27日土曜にブルームで知り合った友人達と久し振りに会うことになっていたんだけど、おち会う場所がまだ決まっていなくて「場所どうしようか」と相談を受けていた。
「考えてみるね」と返事しつつ、しばらく仕事に振り回されていたのでキチンと考えがまとまらないままに週末が近づいてきてしまった訳。「考える」と返事した手前、何かしら提案しなきゃイカンだろうと、ちょっぴり焦りが出てきたところに この電話がかかってきた。

「土曜日に集まるお店決めた?明日時間があるなら新宿界隈を下見してみない?」電話の主は今回の会食(?)の自称・言い出しっぺ。BBSのライブにも時々来るし、会うこと自体はそう久し振りでもないんだけど、ゆっくり話すことがずっと出来ないでいたので、このお誘いは率直に嬉しかった訳さ。土曜になればまた会えるんだけど、6・7人での会食だから2人で会うのとは状況が違うじゃない。大好きな相手だから、話ができるのが嬉しくて仕事のことなんてすっかり飛んじゃってたのネ〜(^^;)ゞ

午前中から頑張ってたのに約束のある時に限って仕事は舞い込む、トラブルは起きる。何故か皆外出で不在… なんてことになっているから、仕方なく相手にメールを打った。
「何時まで待てますか?」
私の定時は17:30、向こうは18:00だから順調に行けば待たせることなく合流できたのに、既に時計は18:00を回っていて 仕事の方はまだ少しかかりそうだった。
「そうね、19:30くらいまでなら待ってるよ」
帰って来た返事にタイムリミットを据えて、残りの作業に取り掛かる。もう、また持って帰るか?!ちぃぃッ(`´;)と思いながら行動をしていたら、一緒に残っていたライターさんが「大丈夫?」と尋ねてきた。
「大丈夫ですーv」ニッコリ。

うち、25日が給料日なのね。でも、昨日「振り込まれてないんだけど…」と自宅勤務の日だったライターさんから気弱な電話が来た。ああ、今月もヤバイのか〜(^^;) とため息がもれる。
今すぐどうこうなる訳じゃないけれど、お金のかかる趣味を持っている今、収入が安定しないのはちょっとどころではなく心配だよね。無論、趣味以前に生活がある訳で、一人暮らしにとってはかなりの精神的不安になることは必至だろうねぇ…。私も他人事じゃないんだよ 全く。
この時給契約のライターさんも、お金もらってないのに残業なんかしちゃって気の毒だよなぁ。と思ったらホロリと来た。

結局19:30に会社を出るようなタイミングだったので「今から出ます!どうかもうちょっと待ってて下さい!」と電話を入れ、ライターさんと一緒に職場を後にした。お互い励まし合う帰り道ってのもなかなか健気な感じだ(苦笑)

新宿着。待ち合わせの相手は伊勢丹でお買い物中だったので、現場に直行する。文具売り場にいた彼女を発見して「ごめんなさ〜い」と泣きつきながら、周囲の心騒がす商品にアンテナが立ってしまった。出て来る時には何故か伊勢丹の小さな包みが… 衝動買いしてる場合じゃねーだろっつの!(^^;)

さて、本来の目的であるお店探しを開始させる。
お互い目押しを付けていた店を回って開店時間やランチタイムの確認をしていった。新宿の街は目まぐるしいので、自分の記憶を頼りに動いても店がなくなっていたり、サービスが変わっていたりが当たり前のようにある。ネットで何軒かは調べていたが、実際に6・7人の人数で行ってもゆっくりできる店かどうかは直接見て来た方が雰囲気もわかるし手っ取り早いと思ったのだ。

途中、ローソンを発見。
「あ!ローチケ買って来ても良いスか?!」帰り道や地元には都合の良いところにローソンがなく、買いたくて買えないチケットがあったことを思い出した。ぴあでも良かったんだけど、残業続きで窓口が開いてる時間に帰れなかったんだよー。
同行していた彼女も、翌日に会ううちの何人かも行きたいと言っていたライブだったので、人数分をまとめて購入☆ 明日全員に渡せるしタイミング的には悪くない感じだったな。ひとつ肩の荷が降りた。ふぅ〜-3

何軒がピックアップをしたところで、会食の呼びかけリーダー(?)にご報告。後は実際に皆が集まってから決めれば良いでしょう、ということで今夜の散策は終了と相成った。

我々は遅めの食事を摂るべく繁華な方へと店を求めて歩き出した。お互いお酒は大して飲まないので、呑屋ではなく食べ物屋に目が寄っている。そして行き着いた先が靖国通り沿いの『すずや』だった。
ご存知の方もいると思うけれど“トンカツ茶漬け”のある店さ。私は昔親に連れて行かれて以来、時々訪れる一軒になっている。毎日は飽きるけど、忘れた頃に行くと美味しいと思える。日によって味の濃さが違って、それもまた面白かったりする。

看板メニューの“トンカツ茶漬け”はご飯と味噌汁とキャベツと付け合わせのお漬物がお替わり自由になっているから、男性客には人気が高い。漬物や味噌汁が大好きな私もお気に入り♪ 毎回お腹がいっぱいになっちゃって断念するんだけど、いつかキャベツのお替わりもしてみたいと思っていたりする(笑)決して高級な食事じゃあない。元々は街の定食屋さんからスタートしている店だから庶民的な味なんだよね。ただ、有名になった所為か、素材にこだわり過ぎてでもいるのか、少々値が張るのが玉に傷な感があるんだけど。しょっちゅう行けないのはその辺にも原因がアル。

興味のある人はお試しあれ。ただし味が濃い日に当たると本当に濃いので注意☆(と言われても注意のしようがないけど)付け合わせのお漬物と味噌汁は日によって内容が変わります。新宿の靖国通りに面した角、歌舞伎町一番街の入り口にドーンと立ってます。ちょっぴりノスタルジックな内装に棟方志功と小鹿田焼がたくさん飾られている不思議な店内ですヨ。

そんなこんなで我々は結局 閉店近くまでずっと喋っていて、ラストオーダーを聞きに来た店員におススメ品だった「季節のババロア」と頼んだ。しばらくすると豆腐のようなサイズのババロアが運ばれてきたので2人して一瞬絶句。トンカツでお腹はいっぱいになっていたけれど、随分長居していたのでちょっとデザートくらいなら…という気分で頼んだものだったから、そのサイズにたまげてしまったのだ。
「ふ、2人でひとつでも良かったですね…」「そうだねぇ…」
味の方は季節のソース「苺」が本物らしくサッパリしていて美味しかったんだけど、食べきって帰りの電車に揺られている時は、ひとりで地味に無言になった。
明日の会食は10:45に待ち合せになっている。それまでにこのお腹は減ってくれるんだろうか〜… (^^;)

腹は八分目が一番です…


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