大阪倶楽部の見学会に行ってきました。 大正12年の建物で、今年93歳。 ビリヤード場やバーや食堂がある。赤い階段がとても素敵! 2ヶ月に1度、見学会やってます。
30分スライドを見ながらの説明会、30分は館内を歩いてのガイド。 説明も聞きながらなので、写真撮るの忙しいです。 部屋によっては、一般に貸し出し可能のお部屋もあります。 食堂など一部の部屋は会員のみで、男性しかダメなんですって。
大空襲でも焼けなかったのは、鉄製のシャッターで火の粉が入ってくるのを防いだから。 ビリヤード台は大山崎山荘から持ってきたそうで、これも90年くらい経ってる、イギリス製だそう。大きくて、台の背が高い。写真の白黒の玉は点数つける道具です。
各部屋には「電話室」と書かれたボックスがある。可愛い。 食堂には小磯良平氏の絵がかけてあって、素敵でした。会員からの寄付。 「2枚で1億くらいです」と…。
玄関の床の、白黒の大理石が素敵。 戦後、GHQに7年くらい接収されてたんですが、返されたあと、邪鬼の目(翡翠)が抜かれていたそう。 会員がまた似たようなの買って入れたそうです。 ハンチっていう、装飾を施された梁は、部屋によって1つ1つデザインが違います。
4階大広間。 「べっぴんさん」1話もここで撮られたそうです。 昭和初期にはニュース映画の上映もやったんですって。 昔は、映画本編の前に、ニュースの上映があって、そのニュースをまとめたものだそう。
昔の社交倶楽部は、酒とタバコを嗜みつつ、政治の話をするところで、男性のみの場所でした。 社交倶楽部の条件、食堂・ビリヤード場・大広間があることですって。
着物で行きましたが寒かった。 ブーツと毛糸のパンツ履いてアームウォーマーして、カイロ貼ってました。
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