今年も、11作品9日間、ボランティア・ライターに行きました。 それ以外に2作品、見ました。
「秘密が見える目の少女」児童文学原作。 北欧の森や城の美しさ、意外とドラゴンが素早くて怖い、とか見所いっぱいでした。 なぜドラカンを最初見た時、本性見抜けなかったの? ドラカンは、超能力者を呼んだら自分の悪事がバレるのに、なぜ呼んだ? 他の人と違って、秘密を意識の深層に隠しておける自信があったのか? それとも、超能力なんてインチキと思ってたのかな。 原作読んだら分かるのだろうか。
「ウルスリのすず」 スイスの山が美しい。ヤギ可愛い。狼の演技が凄かった。 児童文学で狼が良い役って珍しい。 自然が厳しすぎ。鈴が小さいくらいのことで、日暮れ時に一人で山に行かないで! 危険よウルスリ! 村人たちは痩せて老けてるのに、村長と聖職者は太ってる。儲かってるのね…。 チーズをネコババする男が村長って、もうちょっと良い人材いなかったのか。
「ホームズマン」 メアリーは現代に生まれてたら、性格イケメンだし行動力あって優しいので、女友達に囲まれて楽しく暮らしてたかもね。 けど19世紀には居場所がないという。だいぶ、心が折れた。
「忍びの者」 前日も、当日の解説でも「原作が赤旗連載だからプレタリアだよ!」と聞いていたのですが、見てみたら、主人公は好き勝手に行動してるような。主人の女とできちゃって里を追い出されたのに、また別の女に一目惚れして任務放って結婚するし。「あーあ。嫌になっちゃったな」って。 それは耳を削がれた忍者が、言いたいセリフですよ!
******** 11月8日、便利堂本社の「鉄斎と便利堂」展。 富岡鉄斎の原画とコロタイプ複製があって、入場無料。
大正時代出版の画集とかも、触って見ることができました。 ギャラリーの隣の部屋には古い印刷機。 鉄斎先生、部屋が汚くて親近感わく(笑) 原画とコロタイプ印刷、間近で見ても違いが分からない。
小酒さんに「やすみさんが洋服姿とは!」と驚かれた(笑) 部屋全体だったら、写真を撮ってもいいそうです。
******** 8日ゲストのアーロン・ヤマサト監督は、 「君の名は」「シン・ゴジラ」「デスノート」(最新版)をもう見たそうです。 早い!
「ハワイはコスプレが人気」 「アメリカでコミコンという人気イベントがあるけど、ハワイにもハワイコンっていうのがあって、『アップルシード』を手がけた荒牧伸志がゲストに来るんだよ」とおっしゃてた。
***************** ヒストリカ トークメモ
「忍びの者」。 百地三太夫役の伊藤雄之助さんが、咳き込んでセリフを言うので、山本薩夫監督が「どうした?」と聞くと「史実を調べたら、百地は労咳を病んでた」って言う話に笑った。 監督は「聞き取りづらいから普通に喋れ!」と言って、その後普通にセリフを言ったそうです。
「くノ一忍法」。 中島監督が「エロ忍法でデビューしてしまったから、その後、真面目な作品の企画が通らなくて通らなくて! 週刊誌に叩かれ親友から絶好と言われ」と、撮影時の苦労を語ってらっしゃった。私、中島監督は「序の舞」のイメージでした。
「伊賀忍法帖」。 殺陣師の方が、ある人をディスってたので、HPにそのまま載らないと思う(笑) 火事で死にかけたり、ターザンで死にかけたり、撮影は危険がいっぱい。
「豪傑 児雷也」 活動弁士・坂本頼光さんが、フロックコートに蝶ネクタイという、クラシカルな出で立ちだったので、イラストでメモってます。 坂本さんは、一昨年の「キートンのセブンチャンス」も担当されたのですが。 台本は、弁士がオリジナルで用意するそうです。なんと!
「ホームズマン」 5分間の撮影可能タイムがありました。 フランスの配給会社から来たデータ、暗号失敗して開けなくて、ブルーレイでの上映になったそう。そんなことがあるんだ!?
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