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やすみ日記
梅子
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2016年10月14日(金)
「実戦スパイ技術ハンドブック」(バリー・デイヴィス)

元SAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の人が書いた本。
情報の受け渡し手段面白い。
メモを空洞のコインに入れるとか、植物に偽装したものに入れるとか。
現代だと画像データに文字データを隠すこともできるんだね。
変装方法は、靴下に石入れて足を引きずる、肩に新聞紙を畳んで入れて肩幅を出す。とか。

見えない文字を書く時、日本のぺんてる社の水性ボールペンが使えるという話が、へー!
書いた文字を、白い紙に押し当てると、一見白い紙なんだけど、現像液につけると文字が見えるんですって。
後、あぶり出し。レモン汁の他に牛乳でもできるんですね。アイロンかけると読める。
タバコの箱の裏に文字を書いて、歩いてる途中で捨てて、後から来た人が拾う、って方法で情報受け渡しをするそう。

テロリストを探すために、クリーニング店に扮する話も興味深い。
衣類に火薬が付いてないかチェックして探すんですって。
暗殺者は清掃チーム(痕跡を消してくれる)とセットで動く、ということなので、スパイには洗濯と掃除の技能も必要なのか。

護身術。靴下の中に硬貨を詰めるとこん棒替わり、櫛で顔を引っ掻くとか。
犯罪行為てんこ盛りの本なので、一般人が参考にできるのは護身術くらい。

あと「メロディ付きのバースデイカードは爆弾作るのにもってこい。スパイのために作られたようなものである」って書いてるけど、ほとんどの人はグリーティング用に使ってるよ(^^;
あと、ハニートラップはこういう風に使うって実例も載ってます。