本日の感想文。

2006年02月09日(木) 【シナリオ】忘却の川

先日、シナリオのことをうんたら書いたら、シナリオもいいんだよー! と、メールをいただいてしまいました。
で、シナリオで書かれた作品を読んでみました。
作者は、前に【エーデムリング物語】の誤字脱字指摘&感想をくださったセイさんです。
(しばらくサイト自体の更新が途絶えているので、もしかしたら忙しいのかも?)

【忘却の川】は、ラジオ用のシナリオをして書かれたものということで、ナレーション文が入っていて、シナリオ慣れしていない私でも抵抗なく読む事ができました。
……というか、なりきって朗読してしまいました。(笑)
放送時間が5分ということで、素人の私の朗読で2、3分というところでしょうか?
短いお話なのですが、非常に緊迫した引き締まったお話です。

幻想的で、少し和風で古風な雰囲気と、転に置かれている回想部分の今風の対比。
主人公は23歳という事ですが、時代の流れからはやや遅れている古風な女性。一途でシャイな人のようです。
23歳でばあさん扱い……っていうのもすごいというか、君はつきあう人を間違えたぞ! というか、まるで陸に上がってしまった人魚姫のよう。

このお話で一番印象に残ったのは
「命で償える罪などありません」という台詞です。
お話には関係ないのですが、幼女誘拐殺人事件などの公判のもようとかニュースで聞いていると、死刑になっても物足りないくらいの憤りを感じるではないですか? サリン事件などでもそうです。
犯してしまった罪を償うということは、ただ死ねばいいという単純なものではないな、と感じます。

生と死の間には、東西問わず川があることが多いようです。
川を挟んであちらとこちらは、たった少しの距離なのに大きな隔たりを感じるものなのですね。



 < 過去  INDEX  未来 >


姫 [HOMEPAGE]

My追加