ないです。
っていうか、しばらく肩こりからめまい、頭痛がひどく、しかも、そのせいで鬱な気分に陥っていて、テーンで読書どころではありませんでした。 それでも【イルファーラン物語】がアップされていたので、読みました。 あと、本日【永遠の瞳】が完結したので、読み切ってきました。
【イルファーラン物語】は、山場を過ぎてほのぼの後日談に突入です。 この作品の真骨頂は、逆に山場よりもほのぼの後日談にありそうな気もしていまして、今後どうやって丸く収まってエンディングに至るのか、楽しみなところです。 ほのぼのよりも山場系が好きな私は、他の人の意見と違って、1章の中程から2章に入るまで、一番だれて読んでおりました。 きっと、最初のアルファードの語りがなければ、読み続けるのはきつかったかも知れません。 でも、不思議なことに、山場を過ぎてみたら、またあのほのぼのとした牧歌的な空気が味わいたくなっているんですよね。 ときたま、他人様の感想を読んでいると、あのオープニングのアルファードの語りが駄目だった……と言う人もいて、人それぞれだなぁ……とつくづく思ったものです。
【永遠の瞳】は、NNRでトップに常駐しているだけあって、非常にパワーのある作品です。 ストーリー的には非常に痛いところもあるのですが、基本的にアマアマで、ドリーミィー。赤面しちゃいます。 正直、展開・設定が、ご都合主義だなぁ……とか思うところも多々あるのです。 でも、絢爛豪華な華麗な文章が、その穴を埋めてあまりあるというか……。 正直、引き込まれました。 実は、かなり影響されちゃって【銀ムテ】を書いているうちに、自然と文面の癖が移ってしまい、あとから読み直して、うわ! だめじゃん! と、全面書き直しした……ということが。 (^0^; お蝶夫人の背後にバラの花が散ったら絵になるけれど、ちびまるこの背後にバラの花が散っても笑い話にしかならん。 つまり、私がいくら華麗にレースを羽織っても、シルクをもたないんじゃ、かえってお粗末なんですよね。 あの文章は、カイコを飼っている海徒さんだから書けるんであって、綿花しか持たない他の人が真似したら絶対に失敗しそう。(笑) 読後感もよく、きれいな完結を見たな……と思います。 長期連載完結おめでとうございます。(^ー^)
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