最近、英語やらフランス語やら関西語(?)やら、面白くNHK講座をみているせいか、とても興味深いです。(^^) 【問題な日本語】など、日本語についての本もおおいですねぇ。 最近英語を話せる人が増えてきて、逆に日本語のよさを見直そうとしているのかな? などとも思います。
ロイヤル・ウイとは、先日読んだ【ダーリンの頭ん中】に出てきた言葉です。 西洋では、王様が意見をいう時にWE、つまり、「私たちは」と言うことから、「私たちはこうこうだ」という言い方を、ロイヤル・ウイというのだそうです。 日本人は「私はこう考える」と言うところを「我々はこう考える」と言ってしまうので、時に「そこまであなた、偉いんですか!」と、勘違いされることがあるらしいです。 とはいえ、精神科医などは「私たちは、○○しますか?」などと患者にいうことがあり、やはり、親のように親身になって話すときは、WEを使うのだそうです。 いかにも、みんなと一緒が好きな日本人的な言い回しだと思うけれども、とりようによっては、とても親身であるともいえますよね。
私は、どちらかというと、セルフィッシュな性格なのか、「自分」とか「私」って言うことが多いですね。 自分の意見は、やはり人とは違って当然だし、個人的な意見であることを強調したい意味があるのかも知れません。 逆に「みんなこう思っているんだし……」なんて言われたら、どうやってあなたは皆さんの意見を取りまとめたの? 以心伝心ですか? などと、キレることもあったり。(笑) ここで腹が立つってことは、やはり「皆の代表として意見を言っている」=ロイヤル・ウイだと感じるからなのでしょうね。 たぶん、使っている人はそんなつもりではなく、自分の意見などたいしたものがなく、最大公約数の意見を取りまとめてその場を切り上げたい、議論を避けたいっていう考えなのだと思います。
と考えると、日本人って、人と人の間を取り持つのが上手いはず? これからの世界平和を担うのは日本人かも?
……というのはさておいて。 私は、自分と同じ意見ばかりを聞くのは好きじゃないです。 もちろん、それはうれしいし気持ちいいんですが、それから先に進めなくなります。 NHKの【しゃべり場】みたいな番組とか、けっこう好きなんですよ。 結論なき論議っていうか。 もちろん、何だぁ? コイツ! って意見もありますけれど、ぐっと冷静に考えてみると、あぁそれもあり? って思ったり、でも違うよ! って考えたり。 10代の子の意見を聞いて、自分の考えがコロコロ変わる私って、けっこう優柔不断ですね。(笑)
てなことで。 私の意見と違うような書き込みをしても、私は困りません。(^−^) 私の意見が違うと思ったら、そうでもないよ、と、書いてもらってもいいんです。 頭に血が上ったようなけなしあいは困りますが、お互いの意見をぶつけ合うこと自体は、全然問題にしませんので。 自分が100%正しそうに書いてはおりますが、私も神様じゃないしね。 色々な視点で物が見れるほうが、人生幅が広がって楽しいですし♪
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