本日の感想文。

2005年03月17日(木) 映画とR指定

おひとりさまで行ってきました。(^−^)
【ロングエンゲージメント】フランス映画っぽい映画です。
詳しくは、今日の感想で詳しく書いた……というか、興奮気味でメチャクチャ文章ですが、読んでみてね。
なかなかすごい映画でした。

実は、この映画R15指定でした。
で、何処が? と思ったのですが……すぐに、そうだよなぁ、と納得しました。
映像がとてもきれいなのですが、ちょっとウゲゲ……なところもあります。
透明な美しさが好きな人は、避けたほうがいいかもしれない、気持ち悪さと綺麗さが合わさったような感じなのです。

たとえば、殺人シーンとか。
ギロチンシーンなんかもあり、スカンと首を落とした後、胴体だけをごろんとカンオケのような箱に入れるシーンなどがあります。
なんか、昔の戦争報道の映像を見ているようです。
あまりにもあっけなく、そっけなく残酷なんですよね。
ちょっと夢に出てきそう。

この映画には、戦争に対する虚しさ、バカばかしさ、あまりにも大きな代償が描かれているのですが、インパクトがかなり強いです。
純愛物ではありますが、生半可ではない。
うーん、私的にはR20ぐらいだったかも?(^−^;

R指定に関しては色々意見があると思いますが、最近、ネットで若い方々の書いた作品や感想を読んだりしていると、やはりR指定は必要だなぁ……と感じるようになってきました。
15歳だからダメ! っていうのではなくて、人それぞれの精神的成長度合いによるとは思うんです。20歳でもダメな人もいるだろうし13歳でも受け止められる人がいるかも知れません。
しかし、20年30年人生を歩んできて色々な経験をつんだ人と同じ感想を、まだまだ子供といえる年代の人に求めるのは、ちょっと無理があるだろう……と思うのです。
子供を一人前の人間と認める傾向がありますが、大人であることを押し付けるところは違うと思う。
13歳は13歳の感性で、15歳は15歳の感性で、感じ方や受け止めかたが違うはず。それで当然だと思います。
子供に大人でも目を覆いたくなるようなむごたらしい映像を見せて、それを経験にしろ! というのは、大人のエゴではないのかな?

ただ、どこからどこまでがR指定なのか? っていう基準が難しいですね。
血が飛んだら……とか、海外では細かな規定があるようですが、それもひとつの目安程度にしかならないような気もするし。
私もこうして物を書いている身の上ですが、R指定をどうするのか? は、けっこう悩みますね。
考えてみれば【エーデムリング物語】だって、血は飛ぶし、首は飛ぶし……。(^0^;

あの、怖いことを書きましたが、【ロングエンゲージメント】はお勧めです!!!!
絶対に見て欲しい映画です!!! あ、15歳以下とグロイのダメな人はパスしてください。(^0^; 


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