本日の感想文。

2004年07月13日(火) 【イタリア旅行記】サンピエトロ寺院

二日目。
ローマの市内観光だけど、ダンナが【建物に興味なし・絵に興味なし】を宣言しているので、ローマの遺跡を見て歩こうか……と思っていました。
でも、やはりサン・ピエトロ寺院を見なければ
「本当にローマに行ったの?」
と、人に言われそうなので、連れて行きました。
さらりと見て、午後からはフォロ・ロマーノを歩くつもりだったのです。
ところが。

混んでいます。(^−^;
何回か行ったけれど、こんなに混んでいるのは初めてです。
まずは広場で一休み。
前日よりも熱くなりそうで、ダンナはいきなり短パンになるし。
ジッパーで長くも短くもできるタイプなんですよね。
「あの、もしかして怒られるかも知れないから、見学終わってから外せば?」
との、私の忠告を無視。本当に暑かったのでしょうね。

さくさくっと見学できるはずの中ですが、なんと長蛇の列です。
テロ対策のために、手荷物検査があるのです。
待っている間に、日差しはごうごうと照りつけて、日射病寸前になりそうでした。
帽子とサングラスは必需品です。
女性は、さくっと肌を隠せるストールのようなものがあればいいですね。
並んでいる女性の中には、短パンの上からストールを撒きつけ、撒きスカートのようにしている人もいました。
こちらの女性は露出度が高く、ヒップボーンのミニスカートや短パン、ノーブラでタンクトップは、たくさんいます。お尻の割れ目、見えてますよ……って感じです。
一人びっくりするような女の子(ほぼ水着?)もいて、アレでも入れるのか? と疑問に。

手荷物検査が終わって入ると、もうひとつゲートがありました。
また並ぶの? って感じです。
すると、案の定、うちのダンナ、呼び止められてしまいました。
セクシーな女の子たちと短パン兄ちゃんたちがいる、向こうへ並べというのです。
この日差しの中、並んでどうなるのか、想像するのが怖かったので、ダンナには横でせっせとズボンの裾をつけてもらいもらいました。
ほら、言ったことじゃない。(−−;
おそらく、肌を隠すものでも用意してくれるのでしょうか?
セクシーねぇちゃんたちが、どうなったのかは不明です。

人が作った建物なんて……。
と言っていただんなですが、さすがにこのでっかな建物には、目が点です。
外から見たときの大きさもさることながら、中に入ったときの天井の高さにはびっくりします。
さすがに4度目ともなると、私はもう驚かないのですが。
むしろ、人間って不思議で、最初にびっくりしてしまうと脳内変換でどんどん大きくなってゆくので、2度目はびっくりするほど縮んで見えます。
今回はクーポラが小さく見えました。しかし、前回「こんなに低かった?」と感じた天井は、かえって高く感じました。
余談ですが……。
実は【森の人々】という小説を手直ししました。
というのは、自分の頭で描いていた【温室】の大きさがこれくらいだったのです。ところが、私は自分の目測で30mとしていたんですよね。
100mは必要でした。とはいえ、一応333メートルの巨大なドームに変更。(こういうところ、下準備が足りていないよなぁ……)

イタリアの彫刻は、フランスにあるものに比べて躍動感があります。
なぜかそう見えます。(^^;たなびく布の重厚感、今にも動き出しそうな緊張感。
ちなみに、中も混んでいて、あらゆる国のガイドさんの声が響いています。
ミケランジェロのピエタの前は、ひっきりなしの人ごみです。

ここまででもうお昼を回ってしまいました。
仕方がないので、遺跡はあきらめることとして。
クーポラに並んで上がりました。こちらもうんざりするほどの行列で、ダンナが嫌がるかと思いましたが、あっけなく承諾。
またまた炎天下です。寺院の中は、少しは涼しくてよかったのになぁ。
並んでいたら、いきなり中国人のおばあちゃんがすたすたと順番を無視して横入り。そして、家族を呼んでいます。
冗談じゃありません。通せんぼしてやりました。
いまや、どの観光地に行っても、中国人旅行客に会わないことがありません。こちらでもすごい人数です。
しかも、かつての日本人もそうだったのでしょうが、マナーがまだグローバル・スタンダードではないんですよね。
時々、人の迷惑顧みず……の団体さんが多いのが特徴です。(−−;
若い子達は、逆にそういうことに敏感なんですよ。問題は……やはりおばたりあん世代ということになります。

クーポラはエレベーターを利用しました。(帰りは歩いて下りてきましたが)
若干高いのですが、エレベーターを降りた後もかなりの段数を上りますから、利用したほうがいいでしょう。
日本語の注意書きはありませんでしたが、【階段が長いのでお年寄り、体の不自由な人をいたわってください】らしきことが書いてありました。
「それは、若者は階段であがれってことだよ」
と、ダンナに言われて焦りました。でも、もう歳ですから、焦る必要はなかったんですね。
エレベーターを降りると、少し屋上らしきところがあって、別の階段を上ります。
これがですね……。けっこうハードなのですよ。
どのクーポラも教会もだいたいそうですが、このようなところは【急・狭い・細い・暗い】が当たり前なのです。
私のような運動音痴は、死ぬ覚悟で上らなければなりません。しかも、上り始めたら、戻ることもできません。すれ違えないのですから。
中には一方通行でない教会もありますが、本当にすれ違うときなんか命の危険を感じますよ。バックパッカーなんか、絶対すれ違えません。
太めのアメリカ人らしき女性と、ふうふう言いながら、どうにか上りきりました。はい、これは登山です。

登山の後は、当然きれいな景色が見えるわけで、すがすがしい……はずですが、混んでて見えない。(−−;
やっとこさ割混んで、風景を見るころには、ダンナは後ろで座ってボーっとしている有様。何故、上ってきたのかわからんやつです。
混んでいる……と思ったヴァチカン広場ですが、上から見ると人もまばらに見えて、本当にひろんだよなぁ……と感じました。
エレベーターの乗り口の屋上で、日陰を探して一休みしました。
ここからも景色はよく、しかも大きなクーポラがすぐそばにあります。
お土産屋さんやトイレ、ポストもあります。
ダンナはそこでペットボトルの水を飲んで休憩。
私は写真など、パチパチ。
帰りは階段を使ったのですが、階段というよりは坂道で……しかも私の靴は滑って、やはり命の危険を感じました。

ヴァチカンを出たあと、サンタンジェロ城に行きました。
あの奇妙な建物に、ダンナが興味を示したからです。
まがい物を売る噂の橋の上で、ダンナはうれしそう。何か買ってしまいそうでした。でも、意外と高かったので、やめさせました。
ちょいと不服そう。
サンタンジェロ城は、展示しているものは武器など、しかも少量ですが、まるでピラミッドの中のような不気味な建物は、それなりに面白いです。
しかも、テラスがあり気持ちいい! ビール6ユーロは高いのですが、景色もよく、それほど混んでいないのでゆったりできていいです。
解説がわからないのがネックですけれど、初めて中に入ったのでうれしかったです。
ファンタジックな空想が膨らみました。

下りてからは暑さと道の複雑さ、行くところ行くところの人ごみに、疲れてきました。
コロッセオから地下鉄で移動したのですが、この満員ぎゅうぎゅうもストレスになりました。
しかも、私はまたスリに狙われていたようで、しっかりと鞄を抱きしめていましたから、つかまるところがありませんでした。
妊婦さんらしき女性が「ここつかまりなさい」と、半分譲ってくれたのですが、用心していたので断りました。
案の定、その妊婦と一緒の男がスリでした。3度ほど、私のバッグを指先で触りました。人の親切、大いに注意です。

ガイドブックに載っていたスペイン広場のレストランで、夕食をとりました。
しかし……まずかったです。しょっぱーーーー!
イタリアでここまで外したのは、はじめてかも? (^^;
隣のアメリカ人の老夫婦と会話するチャンスがあり、ダンナが
「チップはどのくらい置けばいいのですか?」と聞いたら
「こんなまずくてサービスも悪い店に、チップなんて置く必要ないわ」でした。
チップをよこせ! 見たいな顔をされたようですが、だんなはアドバイスに従って、払わなかったようです。
このレストランの食事のおかげで、ダンナはイタリアは外食すべきところではないと、思ったようです。
美味しい思いをしたこともある私としては、残念でした。


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