スリに会いました。 いやぁ、海外旅行ではじめての経験です。今まで、よくだまされてお金を巻き上げられていましたが、このようなことは初めて。
ラファイエットの駅で、駆け込み乗車したときです。 旦那が先に駆け込んで、私がその後。そのとき、私と同時に二人の小さな女の子が駆け込んできたのです。 まぁ、そこまでならありがちでしょ。その子たちは、かわいい色のセーターを着ていて、黒いダウンのコートを手に持ち、ジーンズをはいていました。白人で金髪。いいところの普通の少女風です。 旦那が椅子に座ったので、私も隣に座ろうと思ったのですが、その子たちがおしゃべりしていて、行き先をふさいで通れないものだから、逆側から回ろうと思ったんですよ。 すると、小さなほうの子がさささ…と、移動して私の行く手をふさいだのです。初めは若い子で友達とのじゃれあいに夢中で、迷惑をかけているのに気がついていないんだと思っていたし、移動したときも揺れたので、それで偶然そうなったのだと思いました。 そこで「パルドン」といって、手で掻き分けてその子たちの奥のほうへ行こうとしたら、目の色を変えて体を押し付けてくるんですよ。 で、これは有名なスリだ! と気がついて、ふっとかばんを見たら、ちょうどファスナーを開けて、少し背の高いほうの子が手を突っ込んでるではありませんか! 「何をするんですか!」と言って手をたたき、黒いコートの下に隠した手を引っ張り出し、何もないことを確認しました。 向こうは「ノン」と情けない声を出しましたが、何がノンですか! ノンはこちらの言い分です。 すぐに旦那のほうにいって座り、かばんの中をチェック。その子たちは平然と普通にしていました。こちらの車両は車両ごとに鍵が掛かっていて、隣に移動することとかが出来ないので、逃げても仕方がないことが分かっていたのでしょう。 確認すると、何も盗まれていなかったので、そのまま見逃しました。気のせいですよといわれたら、それでおしまいですものね。 その子たちはスリ目的だったので、次の駅でさっさと降りてゆきました。こちらの一駅は、正直歩ける距離なので、乗り換えか何かでなければ、一駅で降りることはめったにありません。
しかし、その後もずーっと気分が悪いです。 まず、こちらでは狙われること自体、隙があるのであなたが悪い……ってことらしく、目の前のおじさんも誰も助けてくれないのです。 それどころか、我が旦那さえ、何しているの? って感じで、他人のふり! ひ、ひ、ひどいじゃないですか! (−−; 私が椅子に座ったときも、けろっとしているんですよ。 全然スリだと気がつかなかったみたいで。 あーん、ここまで頼りにならない人だったなんて。 その上、突然日本語で騒いでいるから、他人のふりするなんて! あんまりです。 今後10年間言い続けてやる!(−−;
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