すでに5時間経過。 そりゃあ、体調が悪いっていっていたから、こんなものだろうよ……と、思っていたところ、後ろからちょんちょんする人が……。 なんと、姉がケロリとして立っている。 「あれーーーー? レースはどうしたのさ!」 「もうとっくにゴールしちゃった」
どうやら、姉が近くを通った時、私は別のことに気をとられていたらしい。 というのも、目の前でランナーの老人が倒れたからなのだ。 ふらふらと走りつづけていて、後ろに引かれていくようだった。 かつてのオリンピックで、女性ランナーがなったと同じ症状。体がまったく思うように動かないのだろう。酔っ払ったような、危ない足取り。 あと、数百メートルでゴールだというのに、ちょっと危険な状態だ。 沿道の人は応援したが、私の目の前をくるくるとふらついた後、反対側の沿道までつつつ……と移動。そこで警備していた人が走りよって、レースを止めてしまった。 なかなかこない救急車に、私はやきもきしていた。 そこを姉は走りさってしまったらしい。 「私もゆっくり走って、30人くらいに抜かれたんだけれどねぇ」 はいはい、私が悪うございましたよ。(−−; 本当、私は何のためにハワイに来たんでしょうねぇ? 姉のタイムは、4時間30分30秒という非常にわかりやすい時間だった。
ゴールしたあと、姉はシャワーを浴び、すっきりしていた。その後、私を探したらしい。 体が痛いというと、歩くの辛かった? 運動不足だからだよ! という。 違うってば! 3時間も片足で立ちつづけて、身を乗り出してカメラを構えていたら、体が凝るのはあたりまえでしょ! あう……その努力は報われなかった。(−−;
姉はマッサージに並び(また並ぶの?)フィニッシャーズTシャツを受け取った。 その後、近くの浜辺で昼寝して部屋に帰った。 私は再び海の中を歩いて帰り、姉は砂地を嫌がって街中を歩いて帰った。
姉は、とてもマラソンを走ったとは思えない元気ぶりだった。 私は疲れ果てましたが……。
だいたいハワイでの目的は達したので、あとは遊びまくり。 気が楽になりました。
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