実は、今回一番楽しかったのは、これかもしれない! 夜釣り。
姉のオススメのショッピングセンター「ヒロハッティ」に行って、夕方からのスタート。 午前中は、マラソンの記録をもらいに行ったり、ナイキのバーゲン(また並んだ)に行ったりで、バタバタした。 人ごみ・並ぶのはもううんざり。買い物はいいや……って感じだったが、ヒロハッティは郊外にあって、それほど混んでいない上に、アロハなど着るものが充実している。縫製もよくて、日本に帰っても夏に充分着ることができそうだ。 アラモアナに行った日も、アラモアナよりはその向こうのワールドショッピングセンターのほうに時間を費やした。 地ビールもそこで飲んだ。(今回の旅行で外食したのは、わずか3回だった) ノンビリしたいのに、ビーチもショッピングセンターも混みまくっていて、本当に疲れる。 ショッピングセンターよりも、公園でわいわい遊ぶほうが楽しかった。そこは、姉と一致していた。
しかし、夜釣りについては明暗すっかり別れました。 迎えの車は、私たちが一番最初。次に乗り込んできたのは、大学卒業旅行という若者5人組男ばかりだった。(か、かわゆい!) 彼らは体育会系らしい。甲子園に出た人もいたらしい。野球部なのか? 他にも新婚らしいカップルや、男一人女ふたりの不思議なお友達など、メンバーは20人くらいか? 係りの女性は犬連れ。 船に乗り込むと、事細かな注意を受ける。私は釣りの経験があるけれど、ない人もたくさんいた。 一番の問題は船酔いだろう。姉は薬を持ってきていたが、間違って子供用を買ってしまったらしく、子ども3錠のところ、私1錠、姉2錠で妥協した。 それがまずかった。
船の上からのサンセットは美しく、姉は夢中になってはしゃいでいた。 舳先へ行ってタイタニックの気分を味わっていたようだが、私は波が怖い人間なので、船の真中あたりで日が沈むのを見つめていた。 船の上での豪快な炭焼きのバーベキュー。鳥もウインナ―もごはんも美味しかったが、いかにも消化に悪そうなので、私は控えめにしていた。 酔うことがどんなにイヤーなことかわかっていたので、かなり気をつけていたのだ。 今から思えば、子どもの頃、姉が車に酔い、私のスカートの上に吐いた苦い思い出からしても、少し何か言うべきだったかも知れない。 魚を釣り始めて5分もしないうちに、姉がおとなしくなった。
私は体育会系イケメンと竿を並べて、彼らの酔い止めがわりと思われる陽気な歌を聴いていた。 隣の人とお祭り(糸が絡み合う)しながらも、一匹目ゲット! わーい! 釣れ始めると楽しくなるものだ。ハワイの夜景と星を見ながら、魚を待った。 やがて、そこはもう魚がいないということで、場所を移動。 かなり揺れたが、私はすっかりカリビアンー! パイレーツの気分。 海を見ると、魚の群れが並んで泳いでいるのが見えた。 トビウオか? それとも単にアジのジャンプ? とにかく、私の大好きな光物が跳ねている。
餌はイカ塩辛のちょん掛け。 揺れているからなかなか付けられない。一番酔いそうになるのは、この時。すばやくつける。 魚♪ 魚♪ 美味しい魚♪ と思いながら、一気にそこまで錘を落とす。 姉がやってきて、船から身を乗り出し、吐き出した。 撒餌……と思って背中をさすってやる。持っていたペットボトルを渡して水を飲ませる。 吐くときに水分がなくなると、胃液で喉が痛くなるし、吐く物がなくなるほど辛いことはない。それは、私の長年の経験。ただし、乗り物酔いではなく、酒酔いね。
その後も大物こそいなかったが、私は20cmから30cmくらいのタイの仲間を4匹釣って大興奮。 また、隣のイケメンたちが蟹を見つけて大騒ぎ。いえ、一番騒いでいたのは、ガイドの女性。 蟹はよほど珍しいのでしょうか? 彼女はまるで仕事を忘れたかのようなはしゃぎようで、網を持ってきましたが、結局は取り逃がしたようです。
姉も、ここで吐いて帰るだけならもったいない……と言い出し、根性で釣りを再開。 私が、上げろ! といっているのに、重いもん、疲れるもん、具合悪いもん、と言いながら、リールを巻き上げました。 すると! あれま、本当に釣れていました。 にんまり微笑んで記念撮影。 その後、また再び吐きまくっていました。
しかし、さすがの姉。 帰るときには、吐くものがなくなったのか、復活! おなかがすいたと言い出す始末。焼きあがった魚をぱくぱく食べていました。 よく見ると、女性で元気に釣りまくっていたのは私だけで、あとは皆さん吐きまくり。姉のように復活もせず、魚を食べられなかった人もいたようです。 一人で4匹釣れたのは私だけのようで、頑張ったのに坊主だった人もいたようです。 というのも、私はかなり興奮していて、しかも船酔い防止のためにあまり動かなかったので、周りの状況が見えていませんでした。 「あなたが一番!」とか言われて、すっかり得意満面。
帰りがけ、「またこよう!」というと、姉が 「うん、またくるといいよ。ただし、私は誘わないでね」 そしてひたすら空腹を訴えました。 「もう、何もおなかに残っていないわ」 でも、さすがにちゃっかりの姉、出来上がった写真には、釣り上げた魚と得意満面なツーショット。 これを見て、げろげろ吐きまくっていたと思う人はいないにちがいない。(^^;
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