| 2003年08月16日(土) |
感想やら批評やら…… |
ロバ売りに続いて……。
感想・批評については、考え方が本当に人それぞれみたいです。 私は、もらいたいし、あげたいほうなんですけれどね。
「私の知らないところで、私の書いたものについて、ああだこうだ言わないでください!」 と、聞けば……あ、ごもっとも……と、思います。でも、 「ネットで公開しているということは、それについて論じられても文句は言えないだろう」 と、聞けば……あ、それもごもっともだよ……と思います。
まるでロバ売り親子ですね。私。(^−^;
でも、作者のスタンスによって、これはどちらも正しいと言えるなぁと、真面目に思うんですよ。 本当に自分が楽しむためだけに書いていて、せっかく書いたから誰かにも読んでもらいたい……って思っている人は前者になるだろうし、さらに、もっと自分の世界を世にしらしめたいと思う人は後者になるだろうし。 ケチをつけるとするなら、前者さんには、じゃあ、一般に公開せんで友達にだけ読んでもらえば? といいたくなるし、後者さんには、でもねー、尾びれつけてけちけちつけて、批難糾弾の的にしたがる悪人もいるんだよーと、苦言。それを恐れるあまりに、前者意見になる人もいるしね。
感想苦手です……って言う人も多いですよね。 異世界の風景やキャラクターの心理描写を美しく描ける人が、とある作品を読んで自分の心に浮かんだ感動を描写できないはずはない。 おそらく、本当は書けるんだろうけれど。 感想を書きたいけれど、相手に不快を与えるのでは? などと気にする。 あと、相手のためになる感想を書けるかどうか、不安とか……。 心優しい人だなぁ。。。 ちなみに、正直いって、私は相手のためになるような感想を心がけたことはないです。 ある意味、みんなライバルですからね、ライバル(笑) 自分よりもいい作品を量産されるようになったら、それはそれで全体的には望ましいことですが、個人的には悔しいじゃないですか。(^0^; 私はそこまで優しい人間ではないんですよ。
「感想は人のためならず」自分のために書いています。 まずは、作品を読んでどう感じたか? そして、それはどうしてか? どのあたりでそう思ったのか? ねちねち考えて、ネチネチ文章にしてみると、結構勉強になったりして。 ……あまりに正直なので、自重してお蔵になっているものも、本当はあったりします。さすがに、これは相手を傷つけそうだっていうのは。 (でも、本当にひどいのは途中で読まなくなるし、感想も持たないので、かなり入れ込んで読んだ証拠でもあるんですけれど)
あと、これも人の意見が分かれるところだと思いますが。 連載中の批評。。。
私はこれを求める人の気持ちが、どうしてもわからないんです。 感想……っていうならわかるんですよ。でも、導入部分だけ読んで、何を批評してほしいんだろう? って思うわけです。 作品によっては、シリーズでエンドレスに長く続くものもあり、それならばありかな? って気もします。 それでも一山も超えていないうちに……っていうのは、どうなんでしょう?
批評を求めているのではなくて、真剣に読んでほしいという希望のあらわれかな? って気もしないでもない。
私の頭の中では「感想は応援歌」なので、感想をください……は、わかるんですよ。私もほしいし。 誤字脱字。これもほしい。 うっかりのおかしな設定?(夏だといいながら雪が降るとか) おかしな表現?(直感で感じたとか) これも、ほしいかも。 でも、ハードな批評を求めるのは不思議。 私の批評というものと、その人が考えている批評というものが、違うとしか思えない。
物語というのは、ひとつの結末があって、初めて全体が見えるものではないかと思うんです。どんな長編でも、中にいくつかの事件があって、それがある程度の結末をもって、次に続く……みたいな。 ラストを迎えて、何か感じるものが集約されて、はぁーーーっとなり、物語を振り返るんですね。ですから、途中で振り返ると、かなり当てずっぽうな気がします。 もちろん、ラストまで読んでも、当てずっぽうな時もありますが。
私の場合、批評のポイントは、ラストまで物語に必然性があって、伝えたいことが伝わっているかどうか? ということが大きいんです。 そのためにはここが足りないところだったとか、これは余計だったとか、ここが素晴らしかったとか……。てことは、最後まで読んで初めてわかること。 小さなシーンで泣ける泣けないも、物語をすべて読み終わって感動がなければ、やはり色あせてしまう。 もちろん、最後まで読ませるパワーがない作品はラストが良くてもダメなのだけど、やはり「終わりよければすべてよし」かなぁ……。
それよりもなによりも……。 あまり途中できついことを聞くと、凹んじゃって書けなくなります。 それに、物語の幹としたところが揺らいだりすることにもなりかねません。 ラストまでの幹を知っている人は、ただ一人。作者だけなのですから、作者が一番正しい選択をするはず。 やはり……途中でとやかく言いたくはないよなぁ。。。
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