2007年05月25日(金) |
鶴岡政男展 VHSビデオ コーミシェ・オパー 喜歌劇「青ひげ」 |
2007年 生誕100年 鶴岡政男展 −無頼の遊戯− 会場:群馬県立館林美術館 会期:2007年4月14日〜6月17日
群馬県高崎市に生まれた 鶴岡政男(1907〜1979)の回顧展を観る。
平日の午前とあって 観客はほとんどいない。
作品の展示を 独占的に鑑賞。どんどん変貌する作風。
ナチスに対する諷刺、反骨 原爆に対する心理。
後年のエロティシズム、ユーモア。
鶴岡の作品は ここ館林美術館のほか 宇都宮美術館の収蔵作品など いくつか観ていましたが これほど大々的に全貌を 観覧するのは初めてでしゅ。
重苦しい前半生の作品から おどけた後半生の作品まで 彼の生涯の作品を 堪能。
例によって 途中ソファーでの 爆睡を含め 至福の半日でした。
図書館から借りた VHSビデオ ジャック・オッフェンバック作曲 喜歌劇「青ひげ」ドイツ語上演版 指揮・編曲:カール=フリッツ・フォイクトマン 演奏:コーミシェ・オパー管弦楽団&合唱団
配役 青ひげ(領主):ハンス・ノッカー ブロッテ(牛飼い、青ひげの6番目の花嫁):アニー・シュレム ボベーシュ王:ヴェルナー・エンダース クレマンティーヌ王妃:ルート・ショープ=リプカ フローレット(花売り娘のちのヘルミア姫):イングリート・チェルニー ダフニス(羊飼い、のちのザフィーア王子):マンフレート・ホップ ポポラーニ(錬金術師、青ひげの家臣):ルドルフ・アスムス オスカー伯爵:ヘルムート・ポルツェ アルヴァレス:ハンス=オット・ローゲ イゾール(青ひげの1番目の妻):イルムガルト・アーノルト エロイーズ(青ひげの2番目の妻):イーヴリン・ベリッケ エレオノール(青ひげの3番目の妻):エヴァ=マリア・バウム ロザリンデ(青ひげの4番目の妻):クリスタ・ノーアク ブランシュ(青ひげの5番目の妻):ウーテ・トレケル=ブルムハルト
演出:ヴァルター・フェルゼンシュタイン 映像演出:ゲオルク・ミールケ ドイツ語訳詞:W・フェルゼンシュタイン、ホルスト・ゼーガー 美術:パウル・レーマン 衣裳:ヘルガ・シェルフ プロデュース:ヴィリ・タイヒマン 制作:東独テレビ局 1973年ベルリン
オッフェンバック初体験。
喜歌劇「天国と地獄」で 有名なオッフェンバック 連続妻殺しの青ひげを 無理矢理喜歌劇にしてしまいました。
楽しいアリアが次々に 繰り出されてきましゅ。
はじめは ブロッテ、フローレット、ダフニスの 三角関係。
熱々のフローレットとダフニスに 強引に横恋慕するブロッテ。 その厚かましさが 何とも言えません。
やや年の行った女牛飼いブロッテが 青ひげの6番目の花嫁に選ばれて 繰り広げられるどたばた喜劇。
殺されたはずの青ひげの5人の妻たちが 実は錬金術師ポポラーニの下で 生きていて 青ひげに復讐するはずが・・・
これでもかこれでもかと アリアを聴かせましゅ。
最後は強引と言うか とってつけたような ハッピーエンド。
1973年の東ドイツで こんな楽しい喜歌劇が 作られていたとは・・・
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