2007年05月24日(木) |
1810年 ベートーヴェン エグモント初演 |
1810年5月23日 ベートーヴェン作曲 劇付随音楽「エグモント」 ウィーン宮廷歌劇場で初演
ゲーテの戯曲「エグモント」は 実在のオランダの英雄 ラモラル・エグモントをモデルに 作られた。
16世紀スペインの圧政に苦しむオランダで 民衆を救おうと独立運動に 立ち上がったエグモント。
しかし彼は捕らえられ 死刑を宣告されましゅ。
彼の恋人グレートヒェンは 獄中で自殺しましゅ。
処刑を前に エグモントは グレートヒェンが 自由の女神となって現れ 勇気と正義を祝福する 幻影を見ましゅ。
エグモントは 自分の死は無駄ではないと 敢然と断頭台に向かいましゅ。
こんなゲーテの戯曲でしゅから ベートーヴェンには うってつけの題材でしゅ。
今では この劇が上演されることは ありませんが エグモント序曲は アマチュアオーケストラの演奏会で 頻繁に取り上げられていましゅ。
暗く悲劇的な出だしから 徐々に盛り上がり 最後に高らかに終わる エグモント序曲 L.A.S.Ponderも 大好きでしゅ。
もしかしたら 図書館のベートーヴェン全集の CDの中に 劇付随音楽「エグモント」の 全10曲が有ったかもしれないので 今度機会があったら 全曲聴いてみたいと思いましゅ。
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