中島 京子著
集英社 (2006.4)
通常24時間以内に発送します。
本屋で衝動買い。ジャケ買い。
ちょっと内容見てみたら、今の私にぴったりだったので即買。
…仕事に憤りを感じている私にね…。
作家として成功している作者の過去をつづったエッセイ。
東京で雑誌編集者をしていた作者が仕事を辞め、アメリカで1年暮らした時の話。
語学留学したんではなく、学校の先生(ボランティア)として渡米。
そこでのいろんな体験を描いていた。
私はそういう制度(インターンシップ)に興味があるわけではなく、ましてや反米思想の持ち主。
でも、なんでこの本を手に取ったかというと、作者と状況が似ているから。
仕事に疑問を感じて、違うことをしたいと考える、そんなところがピンと来た。
だから買って読んだんだが…止めとけばよかった。
後書きにも書いてあるとおり、現状これでいいのかと「悩める女性の背中をそっと一押しする」本だったのだ。
本当、仕事辞めちゃうよ?!
先日のコヨーテ・アグリーといい、この本といい。
なんでこうも人生転換期、みたいな作品にばっかりぶち当たるのか。
それとも無意識に求めているのだろうか?後押し、かつきっかけになる作品を…。
作者は渡米前に「手相占い」に元気づけられたらしい。
それが後押しにもなったという。
後押しかぁ。
私も今一歩なのかもしれない。
…というか崖っぷち?
いや、堪忍袋の緒が切れる寸前?
踏み出したからっていって、中島さんみたいな生活を遅れる確証は何もない。
でも、うだうだしてるのは性に合わない…と、いうわけで、自分の将来設計をきちんと立てようと思った今日この頃。
←過去 総目録 未来→