バトンで漢字を考えてみたり - 2006年03月22日(水) お受けする旨書き込みしてからはや幾日、っていうか、しまったなーと思いつつ一応確認してみたら、やっぱりひと月以上経ってしまってましたか。なかば、どころか本気で「いつの話だよ」状態になりはてております。 忘れたわけじゃないんですよー、単にトロいだけなんです。 ……とうことで、けんちん様(当時、になってしまいました/苦笑)よりいただきました、漢字バトンの回答を。 ■1.前の人が出題した漢字に対して自分が持つイメージは? 『女』 ぱっと浮かぶところでは、やはり女性とか女性性みたいなとこでしょうか。 まあ、それはそれで便宜上の区分というか、完全なイコールそれという実体あるわけではなくて、対置するものによっても意味するとこが変わってきたりするようなモノでもあるわけで。実生活上においても、グラデ状なものの一部、くらいにしといたほうがいろいろ面倒ごとは減りそうな気もいたしますが、そういうわけにもいかないこと・ものも多いようですね。 『罠』 よくハマる・ハメられるもの。 具体例としては、書店にレコ屋に特典・配布(ってアナタ、それは所謂ヴィ系商法というやつでは/爆)、電脳波乗、おふとん、その他諸々――って、そら単に意志が弱いだけという話ですか。 本気でシャレにならない代物はご勘弁ですが、かといって、これひと文字のみで善し悪しを示すものとまでは思ってないようなとこがあったり。 『罪』 レッテルのようなもの。貼っつける基準や粘着力の強度は、対象状況時代その他もろもろの要因によって、かなり不確定に変動ありまくり。 とかなんとか、無難なとこでまとめてしまおうとしてみたものの(えー)、諸々の理屈より御託より直に繋がっているのは、風龍の貴婦人を口説くギルトラント王子のセリフ(リダー枠内で出版されてますが、脳内区分はどこまでもりゅーま枠)だったりしてしまうんですが。世間とか社会としてはどうあれ、個人レベルでの考えかたでは。 ■2.次の人に回す言葉を3つ。 『音』『祈』『報』 え、脈絡ってなんですか(笑顔)。 ということで、バラバラですけどもそれぞれ意識にひっかかるもの、ぐらいな感じで。 ナントカ縛りみたいなのにしてみようか、と思ったものの、それも思いつかず。いっそネタに走ってみようかと思った(「音」「楽」と「人」とか、「血」と「汗」と「涙」の裏側のハッピーとか、「血」と「砂」と「祈」り、とか……一応「あか」く「咲」く「声」ぐらいならアリかもと思ったものの、アレはそういやひらいてあったんですっけ、ということで却下/笑)んですが、それもどうかという気がしますし。 どうしてもこれをお訊きしておかねばって漢字も、回答を楽しんでいただけそうな漢字も、どうにも出てきませんでした、すみません。 ■3.大切にしたい漢字を3つ。 『言』 「心」を「口」にするのが言うということであり、だからこそ本気の言葉はそれとわかる、とは菊子さんの言(吉村明美・麒麟館グラフィティー22話)。 手許の辞典に出ている解字とは違うんですが、こちらの刷り込みが非常に強いです。 『定』 めんどくさがってそのまんま状態というのはよくやらかすんですが、それ以外ではぐらぐらなので。そんなんじゃなく、きっちり意識してそうする・そうあれる人や状態というのは尊敬ものです。 『結』 くくったり、たばねたり、まとめたり。 意味は複数ありますが、ぜんぶひっくるめて。 実際できてないことばかりですが、まあ「している」じゃなくて「したい」なのでいいですよねっつーことで(汗)。 ――なんだか部分的にどこぞの妖とバトルするマンガとかぶってる気もしますが、あれじゃないですよーだったらむしろそれ関連で統一して別の字にしてしていますよアレとかアレとかアレとか(それもどうかと)。 ■4.漢字のことをどう思う? 文字で書き表わす日本語の大本。 ものごとのとっかかりや注意がどうにも紙媒体や文字情報にかたよりがちなので、ある意味必需品(品?)。そうして日々お世話になったり、興味の対象でもあったり、それでいてうまく使えないものでもあるだけにアホさ加減を自覚させられるものでもあったり。 ■5.最後にあなたの好きな四字熟語を3つ教えてください。 『理路整然』 言うだけならタダ、じゃなくてええと(爆)。 まあ、かけはなれてたり無理目だったりするものにたいしてもってしまう憧れ、もしくは単なるないものねだり的に。 なんて言い種で済まされても、それにつきあわされるほうはたまったもんじゃないという話ですけども。なんつか、やっぱ人間できることとできないことg(殴)。 『一期一会』 「とりあえずあとで」とか「いずれそのうち」なんて言葉は通用しない、そのときその場にしかありえないなにか、というものは確実に存在すると思うので。理想を言うなら、すべてのものごとにそこんとこ意識してきっちりあたれればという気持ちだけはあるんですが、どうにもグダグダになりがち。 それでも、ここだけは絶対、ってとこは外したらいかんだろうと。 え、いやそんなべつに厳しい日程の遠征用にお休みもぎとろうとするときの己にむける言い訳とかじゃないですよー(目をそらしつつ)。 『挫折禁止』 そもそも、これを熟語扱いしていいのかという点からして問題だったり、ネタになりきらない微妙すぎる記憶とかもあるので、どうしたもんかとずいぶん迷いはしたんですけど(苦笑)。 まあ、日々くじけっぱなしなので、多少なりとも気合い入れたいなあというか。 存在の認識元になった杉浦せんせーの「じゃあしないでおくよ!」という境地には、まったく到れてないので意味なさすぎですけども。 とか書いてはみましたが、四文字×3つという条件でまず思い浮かべてしまったのは、実は「一刀両断」「一閃炸裂」「一発必中」の三点セットでした。ホントお里が知れるというか、三つ子の魂(あからさまに年令詐称)っつかなんつーか……いやええと(逃)。 好き嫌いとは別に、使用頻度が高かったものとして「一蓮托生」なんてのもあったんですが。 使用時期は冬、凍ってたり除雪直後だったりでツルツルになってる道を、ごく親しい人間と連れだって歩くときです。気取られないように手をのばし、相手の袖をガツッとつかんで、笑顔で言いはなちましょう(大間違)。 (てゆーか、ホントに巻き込んだらシャレにならないので、ヤバいときはちゃんと手ぇ放してくださいね)(やらんて誰も) ■6.バトンを回す人7人とその人をイメージする漢字を。 通常世間様で回っているようなやりかたでは、正直一本だって回すことが不可能な閉鎖系日記ですごめんなさい。 でもちょっと回してみたい気はしないでもないので、とりあえず変則(もしくは反則)でむりやり。回そうかと思ったら、漢字でさらにくじけかけてみたり。イメージ貧困なんすよほんと。 まあいいや。 <よくない 『影』 もしくは『猿』かも(笑)。イメージっつか共通項に逃げました。リアルタイムなのだとうまくあてはめられるものが出てこないうえ、あってもそこ出すのはどうかなあというとこもあるので遡上してみました。Hさん。 『灰』 つながりっつとそこらへんになるかと。あ、『杉』ってのもありですか(いくらなんでもそのまんますぎます)、Kさん。 『黒』 リアルタイムなとこではほぼピンポイントでこのへんでしょうか。別件立ち上がってますます先行き不透明感ましてますが、一方で地下活動も進行中つーことですし、ほんとに今年御会いできれるといいんですが……な、Nさん。 あたりで限界です。そもそも狭いので世間が。 ええとでも、この際なので、日参しまくり先のなかでも到底届くはずないけど拾っていただけるはずはないまでも通りすがられる可能性だけならゼロではなさげくらいの方角に、手渡しは無理なので力のかぎり放り投げて(でもノーコン)地面に落としてころがってみたり。ファンコールがてらで(ひきこもりだ内気だとかいうよりむしろ出無精とかものぐさとか逃げ隠れとかで失礼まくりな域)。 えーとあと四本はどうにもならなそげなのでこのへんに放置で。 |||| どうしようもなさを笑ってみるなり持ち帰られるなりどこぞに横流すなり蹴り飛ばすなりゴミに出すなりご自由に。 ――ああ、やっぱクソつまんないことにしかなりませんでした(滅)。 以下余談(むしろ上も余談だらけ)。 回答どないすべかーと考えているうちにぐるぐる状態に陥って、ひさびさに漢和辞典を捲ってみたり。 目的忘れて、うっかりあれこれ見てしまったり。 いかんなーと思って、ひとまず片付けようとしたら、なんかケースに「部首を新設」とか書かれていることに気付き、それってアリなんかいと不審感をおぼえて、ネットに流れてっちゃってみたり。 はいそんなことしてるから進まないんですすみません(汗)。 で、アレなんですね。 思ったよか、ぜんぜんいいかげん。と言って悪ければ、あいまい、というか。 手許にあるやつがどうこうってより、漢字全般。部首とか画数とかがまちまちになってるのも、これに限ったことじゃないそうで。 言われてみりゃそうなんですよね。国語がどうたらといった手の本とか見てれば、新字新かなへの移行のアレっぷりのせいで、混乱とか勘違いみたいなのもずいぶんできてしまったとかありましたし。だったら、辞書だけすっきり統一取れてるなんてことも、なくて当然。 ガッコで習ったことがあてにならない(もしくは、時間がたったのでならなくなってしまったこともある)というのは何度も見聞きする機会があったんですから、国語だけがそうでないという保証なんぞも、それこそどこにもないわけで。 そこであらためて疑問に思っちゃった自分もおまぬけさんですよねと。 (……ってか、気がついたらコレ、漢語辞典て書いてあるんですが。ええと漢和とまた別物? <おい) ……………………………うわ長っ! ...
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