鶴は千年、生活下手

2017年04月30日(日) 変わらない人たちと

この前の日曜日、高校の同窓会の打合せに参加してきた。
高校は、旧制中学だったころの卒業生からの全ての年度の卒業生
で構成される大きな同窓会という組織がある。
その中で、各地方に住んでいる卒業生から構成される同窓会とい
うものもあり、わたしは東京同窓会の一員である。
毎年、東京同窓会というイベントがあり、主幹事と副幹事の学年
が企画運営する。
今年は、わたし達の年度が主幹事なので、東京同窓会までの間に
いろいろと打合せをしている。
わたしは、打合せが土曜日の午後が多いということもあり、透析
と重なるので参加できずにいたが、たまたま今回は日曜日に打合
せがあったので、参加できた。

懐かしい顔ぶれは、変わらない人は変わらないもので、会場の場
所がよくわからずにメールしたら、迎えに出てくれた人が、一目
でその人とわかる人だった。
何人か、変わらないなあと思う人がいるものだ。
わたし達が副幹事だったときは、我孫子に住んでおり、夫婦二人
の身軽な立場だった。
あれからの近況報告をと言われ、出産、透析、発達障害などなど
報告した。
息子の写真も見せたりして、あの時は存在しなかった子どもが、
こんなに大きくなるんだから、年取るわけだなという話になった。

みんな、ちゃんとしてるなあと思った。
わたしだって、人間としてちゃんとしてるわけだが、社会的にも
ちゃんとした人たちなんだなと、改めて実感した。
ちゃんとって、曖昧な表現だが、社会貢献とか、社会的立場とか
かな。
この人に任せておけば大丈夫なんだなと安心できる人が多いのだ
と思った。
50代も後半になれば、そういうものなんだなと。


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市屋千鶴 [MAIL]