今日は、息子が来年から通う中学校に、支援級の授業を見学に 行った。 見学というより、体験みたいなものかな。 体育と学活(音楽の予定が学活になった)の授業に参加した。 休み時間、中学生とトランプをしたりしていた息子。 休み時間が終わる時間になると、上級生がそろそろだという声 を発し、みんな席に着く。 息子は、たぶん、こういう所が居心地がいいと思ったのだろう。 授業の内容もそうだが、自然と切り替えを促すような感じにな っていて、ごちゃごちゃしている小学校とは違うと感じたよう だった。 中学校から帰るとき、まだ居たいなあ、小学校に帰りたくない なあと呟きながら歩く息子であった。
中学校の支援級に対して不安もあったが、見学に行ってみて良 かったと思う。 片道25分は遠いけどね。(雨だからよけいに遠く感じた。) 帰宅して、へとへとな母である。
息子の場合、低学年の頃からよくわからないものに対する苛立 ちを持っていたように思う。 予測不能な行動をとる人間が不快なのである。 それは、自分自身も傍から見ればそうなのだが、自分の中での 秩序だった行動基準の範囲外にある行動には、拒否反応のよう 名苛立ちが見られた。 だから、4年生、5年生、6年生と学年が上がるにつれて、そ れまでは、特定の人物に対しての苛立ちだったものが、下級生 のわけのわかんない子ども達の行動に、苛立ちの対象が移って きていると感じる。 だからか、中学校の教室はそれなりの秩序があって、心地よい と感じたのだろう。 通常級では味わえないかもしれない独特の雰囲気。 それが良いのかどうかは別として、息子のような子ども達には 必要なものであろうと思う。
楽しそうに授業に参加している息子を見るのは、幸せだ。
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