今週は校外学習があった。 もぐちゃんたちは、電車に乗って相原高校へ。 ヤギにエサをあげたよと話してくれた。 動物をスケッチする時間があったようだが、動物のにおいを我慢 するのに手一杯で絵が描けなかったとも話してくれた。 ハンカチで花を押さえていたので、手が使えなかったのだとか。 やっぱりなあ、と思いながら、でもヤギにはエサやりできたんだ と感心した。 それでも小さめのヤギを選んでいたようだ。
普通は幼児のときに体験するのかな、小動物との接触。 うちでは、猫とウサギは接触済みなのだが、家畜系はまだだった。
ヤギはお母さんが小学生の頃、家で飼ってたんだよと話す。 ヤギはまつげがかわいいよね、と話す。 わたし自身は、うちで飼っていた家畜の中ではヤギが一番好きだ ったし、よく田んぼに連れて行って草を食べさせていた。 「お母さん、ヤギのお乳も飲んだこと有るんだよ。」 「どんな味?」 「牛乳よりもあっさりしていて、草の香りがちょっとする感じ。」 もぐちゃんにとっての未知の世界、ヤギのお乳。
母はもっといろんなことを知ってるよ。 もっと大きくなったら、いっぱいいろいろ教えてあげられるよ。 母の加齢と息子の成長とのせめぎ合いである。
時を経て薄れる記憶を伝えつつわが深淵に落ちる瞬間(市屋千鶴)
話しながら、寝てしまう母である。
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