3月は用事が多い・・・・ような気がする。 なんとなくせわしなく感じる。 12月のせわしさとは違って、ちょっとふわふわした感じの。 浮き足立っているとも言えるかもしれない。 卒業式の話を耳にしたり、最後の個別面談があったり、支援級で のお別れ遠足やお別れ会があったり。 別れと出会いの春が近づいていることへの寂寥と期待感だろうか。
ことごとく部屋干しの毎日だが、上履きだけは外に干す。 最近の上履きは汚れがつきにくいので、ゴムっぽい部分や靴底を しっかり洗えばあとは簡単なのである。 そのうちにもぐちゃんは自分で洗ってくれるようになるかもしれ ないことを期待して、まだまだ母の係である。 わたしが小学生の頃は、自分で洗っていたように記憶している。
以前、新聞で高校の床を土足にして、下足箱をなくしたらどうか という投稿があって、上履きを洗う手間も省けるとあった。 しかし、その投稿は母親からのもので、高校生で上履きを母親が 洗ってやっているのだなと思った。 何日か後に反論の投稿があって、下駄箱が地震で倒れたりしない から安全ということもいえるが、靴を履き替えるという日本的な 習慣も大切だろうと。 そして、上履きを洗うのも勉強ではないかと。
そうそう、とわたしは思った。 高校生なら、上履きくらい自分で洗わせたらどうだろうかとは思 っていた。 人様の家のことをとやかく言うのもなんだが、家の手伝いはしま しょうって、小学校のうちから、いや保育園のころから指導され るものだ。 何も、家族全員分を扱うような手伝いでなくても、せめて自分の ものは自分で片付けたり洗ったりできるようにはしたいと思う。 学童で使っているコップは、学童でジュースやココアを飲んだ後 で、自分で洗っている子もいる。 もぐちゃんもだ。 家では、食事の後の食器の片付けくらいしか手伝わないが、学童 で使うコップは自分で洗って持ち帰る。
自分のことは自分でやりたがる時期に、その芽を摘んでしまって はいけないのだと思う。 わたしは、台所を手伝おうとして、祖母に邪魔だと言われてから 手伝わなくなった。 確かに大人がやって方が手っ取り早いから、祖母が邪魔だと思っ たのもうなづけるが、それが続けばもう手伝う気持ちにはなれな いものだ。
もぐちゃんには、だんだんと家の手伝いも毎日やれるものを割当 ようと思っている。 今はまだ、雨戸を閉めるくらい。 次は玄関掃除を、と思っている。
午後の陽のぬくもり残る夕暮れを取り込むように雨戸を閉める(市屋千鶴)
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