鶴は千年、生活下手

2011年02月11日(金)

朝から雪が降っている。
2月11日に雪が降ると、ちょっと切ない。
もう37年も経つが、やっぱり雪の思い出は消せるものではない。
猛吹雪の中を、幌のジープで姉の下宿先まで母と行ったこと。
その道中で、母から父の失踪について説明されたこと。
前を覆い隠す雪を、手で払うのがとても冷たかったこと。
姉の下宿先で、みんなでこたつに入って話をしたこと。
などなど。

今は、わたしが血圧を測る音で目を覚ましたもぐちゃんと、雪が
降っているのを見ながら、つもるかなあと話をしている。
おなかが空きすぎて、胃のあたりが痛いと訴えたもぐちゃんだが、
ミルクティーを飲んでパンを食べたら治ったらしい。
その後は元気にポケモン中で、エンディング後の世界を堪能して
いる。
新しいパソコンでペアレントコントロールをかけているが、使用
時間は平日週末を問わず1時間、夜8時半から朝7時までは使用
不可に設定している。
当然、使えるアプリケーションなどの制限もしている。
本当に今はいろいろ便利になっているなと感心するばかり。

雪の降る中、アパートの隣室ではなにやら改修中なのである。
今週は日替わりで業者さんがやってきて、ガタガタゴトゴトと音
を立てている。
畳や壁やふすまや水回りや、次の入居者が決まったのだろう。

今日がわたしにとっては忘れられない日だが、姉とその話をした
ことがないような気がする。
37年前の冬の話は、身内にもきちんと話をしていないのだがと
あらためて思う。
一度くらいは、姉とこの話をしてみるのもいいかもしれないと、
今年はそう思っている。

 雪だけは何も変わらず降っており年を重ねて記憶は変わる(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]