鶴は千年、生活下手

2010年04月21日(水) 所変われば

入学式から1週間経った頃から、発達障害の子達のグループ学習
でいっしょだったママさん達からメールが届いている。
同じグループでは、もぐちゃんの他に女の子2人と男の子3人が
いて、それぞれ別の小学校に入学した。
最後のグループ学習の時にメールアドレスの交換をし、落ち着い
たら集まろうねと言い合ってわかれた。

それぞれの学校で特別支援級の状況が違うのは当然だ。
交流学習への参加の頻度や有無、先生や介助員の数など、学校に
よってかなりの差がある。
それだけではなく、登校班や集団下校での保護者の参加の仕方な
どもだいぶ違う。

ママさん達からのメールを読んでいると、ほんとにもぐちゃんは
保育園や学校や児童クラブに恵まれていたなと思う。
住んでいる場所によって、受ける教育に差ができるのは仕方の無
いことだが、同じ市内でそれも同じ南部でこうも違うのかと思う
と、あるママさんが言った。
先生や介助員が少ないので交流には行けませんと言われたママさ
んとか、悩んだ末に普通級に入れたがそれで良かったのか考える
ことも多いと言うママさんも。

もぐちゃんは頭はいいのかもしれなくて、算数や国語もどんどん
進んでいく子だし、身の回りのこともほとんど自分でできる。
しかし、授業中にずっと座っていることはできないし、先生の話
を遮ること無しにずっと聞いていることもできない。
自分の決めたルールがあって、それに対するこだわりも少し強い。
予想外のことに出くわした時には、ちょっとパニックにもなる。
おしゃべりもちょっと人より多めである。
頭の中ではしょっちゅう音楽がなっているし、ちょっとしたもの
にもリズムを感じる。
嫌いな音がたくさんある。
嫌いな食感もたくさんあり、当然好き嫌いも多めである。
だが、うちでいっしょに過している分には、全くと言っていいほ
ど問題ない。まあ、扱いに慣れているということもあるが。

そうした特性を考えて、支援級に入れたわけだが、それは昨年の
9月に支援級を見学させてもらって、それぞれのペースで勉強で
きるだろうと考えたからで、交流学習は音楽とか生活という科目
でできればいいと思っている。
一概に普通級の子と同じ授業が受けられるからいいというわけだ
はないのかもしれない。
どんどん進んでしまうもぐちゃんのような場合は、それはそれで
どんどん進ませてくれるので、それが楽しいかもしれないと思っ
ている。
もぐちゃんは、同じ教室で他の学年の子達と一緒に、自分用のド
リルをこなしているらしい。
みんなと同じに進むことは大事かもしれないが、障害を持つ子は
それぞれのペースで進めることが大事なのではないだろうか。
もぐちゃんは、支援級の人数が多いので、一人で勉強するという
ことはないが、もしたった一人で授業を受けなくてはならないと
したら、やっぱり親としてはかわいそうだと思うだろうな。

とにかく、5月には、みんなで集まって大いにおしゃべりしたい
ものである。

 そのさきに線がひかれているように一歩踏み込む力のかぎり(市屋千鶴)


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市屋千鶴 [MAIL]