もぐちゃんは、生協の宅配のおじさんが来るのを楽しみにしてい るのである。 おじさんも、自分の初孫がもぐちゃんより3か月ほど早く生まれ ただけということもあって、もぐちゃんに会うのを楽しみにして くれている。 このおじさんは、出産後、初めておめでとうと言ってくれた他人 である。
先週、先々週と、もぐちゃんが昼寝をしていたので会えなかった。 今日は昼寝をしていなかったが、ちょうどうんちの処理をしてい る時に宅配の車が停まった音がしたので、急いでおむつとズボン をはかせ、うんちのおむつを片手に玄関を開け(手は使わずに)、 やってきたおじさんに大きな声でうんちの始末をしているからと 声をかけた。 もぐちゃんは、注文票の入った袋を持って玄関まで出ておじさん にそれを手渡し、おじさんから商品を受け取って玄関の横に置い ていた。 米5キロはさすがに2歳児には無理なので、おじさんが玄関に置 いてくれた。 わたしが手を洗って玄関に行くと、もうすっかりやり取りは終わ っていて、ご苦労様でしたと挨拶をするだけになっていた。
親バカだが、「ありがとう!えらいねぇ!お母さんはとても助か ったよ。」と、抱きしめて礼を言い、ほめるのだった。 ほんとにわたしのすることをよく見ているのだなぁと思った。
こんなもぐちゃんだが、ひとつ、この関連でまいったなぁと思う ことがある。 それは、ピンポーンと誰かがやって来ると、生協の注文票の袋を 持って玄関までやってくること。 (いや、だから、それは生協のおじさんのときだけだから・・) そんなことはもぐちゃんにはまだわからないらしい。 一生懸命お手伝いする姿に、訪れた人も笑みをこぼすのだった。
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