スキー遠足の話を読んで、思い出した。 小学校も中学校も、冬の体育の時間にはスキーがあった。 小学校の頃は、自分のスキーを学校に持って行って授業で滑った。 だから、いわゆるアルペンスキーである。 中学での授業は距離スキーとなり、学校のスキー板を使った。
小学校の頃は、スキーの授業は2時限を確保し、山までスキーで 歩いて行って、自分達で踏み固めたところを滑るのだった。 歩いて行ってといっても、いわゆるアルペンスキーで歩くので、 スケーティングで行くことになる。 行く道は、田んぼの上である。 学校から山までまっすぐ。
わたしのスキー板は姉からのお下がりで、エッジなど着いていな いものだった。 今のスキーのように、スキー靴を履いてしっかりと板に固定され るようなものではなく、革のベルトでサンダルのようになってい て、かかと部分を別のベルトで固定するような代物だった。 長靴のままで履くスキーだった。 エッジが無いので、止まりたい時はかかとをスキーからはみ出さ せて止めた。 だから、本当は急な坂は滑りたくなかった。
五年生の時は、谷間を滑り降りるコースだったので、横に振れて も真ん中に自然に戻って来れるようなコースだったから、わたし のスキーでも滑ることができた。 六年生の時のスキー大会で滑らなければならないコースは、山の 尾根部分であった。 ちゃんとエッジを使わないと、横滑りしてとんでもないところに 行ってしまうようだった。 怖さのあまり、頭痛がして棄権した。(ずるした。)
未だに上手くエッジが使えないので、スキーを履いて転ぶことは 無いが上手く滑り降りることもできない。 第一、スキー靴に慣れていない。
大人になってから初めてスキーをしたのは、姉の一家とスキーに 行った時だけだ。 前述のように、スキー靴にもエッジの着いたスキーにもなれてい ないわたしは、初心者用の斜面で滑ることにしたのだが、それで も転んで膝を痛めた。 姉の一家から思いっきり笑われた一件だった。
わたしは、距離スキーは好きだが、アルペンスキーは嫌いである。
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