ぷらむ、吟行の日。 新百合が丘で小田急多摩線を1本見送ってしまい、10分も待ち 時間があったので、南大沢に着いたのは10時を3分ほど過ぎて しまった。 改札を出ると、いきなり「最近、映画館で映画なんて見てないで しょ。」とひろたさんに言われ、今日はみんなで映画鑑賞なのだ と知らされた。 見たのは『NaNa』。 見終わっての感想は、少女漫画だなぁ、だった。 わたしの一番の興味の対象は、映画の中に出てきた電車や駅のこ とだったかもしれない。 昼食を食べながら、映画の話をしたり、急いで短歌をひねり出し たりしたわけだが、同じ映画を見ても出来上がる短歌はさまざま なのである。(まあ、当然と言えば当然なのだが。)
午後からは無記名で互選会。 なんだか妙にテンションが高かったわたし。
夕方から食事会。 居酒屋でいろいろな話に花が咲いた。 今回も特撮について熱く語ってしまったのだった。 (今回は、恥ずかしながら特撮とCGの重量感の違いについて。) なんだか、毎回マニアックな話題を提供してしまう。 そんなにマニアなつもりは無いのだが。
映画を見て作った歌、三首。 その中で、一番多く票をいただいたのは、二首目。 わたしにとって、雪とはそういうものなのである。 一首めは、「はるか」の繰り返しは、他に何も浮かばなかったか らという安易な発想。 三首目は、映画の中でわたしが一番気に入ったシーン。
誰にでも二十歳の秋はあったはず 痛みははるか、はるか、はるか(市屋千鶴)
思い出は雪の中からやってきて音も立てずにわたしをおおう(市屋千鶴)
一本の道があるだけ 人気ない駅より続く真白き夜に(市屋千鶴)
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