ほんの少ししか晴れ間が出なかったなぁ、今日は。 暖房効果を上げるためには、雨戸を閉めておきたいくらいだが、 そうもいかない。
昨夜、唐突に頭に浮かんだこと。 「生まれたから生きている。」
赤ん坊を見ていると、この世に生まれた瞬間からひたすら生きて いる。 本能に従い、飲んで寝て排せつして、生きている。
そうだよね。 生まれた時はただひたすら生きていたんだよね。 小さい子供の頃は、何のために生きているなんて考えなかったん だよね。 生まれてきたのだから、精いっぱい生きる。 生きるために生まれてきたんだ。 生まれたということは、精いっぱい生きろ、ということだ。
空腹で泣いていたり、おっぱいにむしゃぶりついたりする赤ん坊 を見ていると、生きることの意味を考えたりすることが、どうも 屁理屈のように思えて来るから不思議だ。 決して、生きることの意味を考えることが無意味なわけじゃない のにね。それが成長するということなのにね。
一生懸命生きている人を見た時に、自分の生き方に疑問を投げか けられたような気持ちになるのと一緒か。
自分が必要とされていないのではないかと、思い悩む思春期の子 供達に、産科の病院見学なんかいいんじゃないのかなぁ。 今の自分がどうであれ、生まれた時にそのことを本当に喜んでく れた人達のことを見つめ直すきっかけになったりしないものか。 親にならなければ、子を持った時の気持ちはわからないのは事実 だが、子供の立場から見て、自分が生まれた時の親の気持ちを推 し量ることはできるのではないか。 親子で、生まれた時のことに思いを巡らせることができれば、少 しは親子関係の改善につながったりはしないのか。
が、かえって、今の状況がより悪いものに思えてきたりしたら、 それも困るなぁ。
12月のぷらむ短歌会への詠草から。 生まれたての子は赤かろう一心に肺呼吸する泣き声高く(市屋千鶴)
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