天気予報で、今日は最後の夏空だと言っていた。 9月になったら、いくらお天気が良くても、もう夏空とは呼ばな いのだろう。 すごぶるいいお天気だった。 最後の夏空でも、ちょっと暑すぎるかなと思って、外出はお休み。 洗濯日和だもん。
小中学生の頃、夏休みは8月20日までだった。三週間ちょっと。 8月10日が中間登校日だった。 東京のいとこ達は、8月いっぱい休みだったのが羨ましかった。 その分冬休みは長かったが。 高校の頃、夏休みは7月20日頃から8月25日頃までだった。 35日間。とはいっても、ほとんど夏期講習の毎日たったのだが。
上京してから、三学期制の専門学校の夏休みが8月いっぱいだっ たり、電車の中で見かける学生さん達の姿を通して、いつの間に か夏休みは8月いっぱいということに慣れきっていた。 田舎だったらお盆が過ぎたらもう学校だったんだよなぁと、ふい に思い出したりする。 ふるさとでは今年、夏空は無かったのではないだろうか。 日なたと日かげの強烈な温度差や、いたいほどの日差し。 日本一の高温を記録した土地なのに、そういうものがなかったと したら、ほんとに寂しい夏だったろう。
夫はおそらく明日も仕事だ。 わたしは毎日、ことあるごとにもぐちゃんに話しかけている。 これまではただの独り言だったものに、相手ができたということ。 夫にいない寂しさは、もぐちゃんと話すことで軽減されている。 もぐちゃんを相手にしていると愚痴は言わないから。
夏空の思い出だけをたずさえて薄い青空眺めておりぬ(市屋千鶴)
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