鶴は千年、生活下手

2003年07月26日(土) 何が怖いのか

夫と話をしていて、自分は子どもを産むにあたって何が怖いのか
が少し分かったような気がした。
出産そのものが怖いなんて思ったことは無い。
痛みには強い方だからね、たぶん。

わたしが怖いと思うのは、産んだ後のことなのだ。
産んだ後で、自分の体の調子が良くなくて子育てが出来なかった
らとか、夫の身に突然何か起こったらとか、そういうことなのだ。
夫の身に何か起きても、一人でなんとかやっていける体ではなく
なっていたら、ということなのだ。

二人で生きていくと覚悟を決めていた時は、お互いに何かがあっ
ても、なんとかしていけると思っていた。
それに、夫よりも先に死なないように、自分の健康にも気をつけ
ようと思って暮らしてきた。
しかし、妊娠・出産というめでたいことが、自分の体を痛めつけ
ることになることを考えた時、自分がどれくらい生きていけるの
かということをうっすらと考えずにはいられなくなってしまった
ことが怖いのだと思った。
夫を残して死ねないと思っていたのに、一歩近付いてしまうこと
の不安と焦りがあるのだと思った。
せめて、透析まで10年持ってくれればいいのにと思う。
子どもが小学校の高学年になるまで、なんとか持ってくれればと。

そんなことを夫にぽつりぽつりと話していると、夫はいつもと変
わらず考え過ぎるわたしをたしなめてくれる。
起こっていないことをあれこれ考えても仕方の無いことだと。

自分でもそれはわかっているし、気持ちを切り変えることもでき
ていると思っているのだが、漠然とした恐怖をちゃんと考えてみ
ることも必要だと思ったし、夫にこの恐怖を知っていてもらうと
いうことはもっと大事なことだと思ったのだった。
楽観的な考え方をする夫だからこそ、考え過ぎのわたしが何を考
え過ぎているのかを知っておいて欲しかった。

まあ、最終的には、夫に習って楽観的に考えるようにしているの
だけどね。楽しいことがいっぱい待っているはずだから。

妊娠・出産は、母体が健康なうちにするのが一番だよね。
だけど、どんなに大きなリスクを抱えていても、産まれるべき命
はちゃんと産まれてくるのだから、産まれた命は生きさせてやら
なければならない。
だけど、わたしは自分の命を捨ててまで産みたいとは、まだ思え
ないのだ。
だから、自分の体(母体)を大切にしなくちゃね。
今日から、食事での塩分6グラム、カロリー1800で生活中。

 考えてばかりいるのはすることの無い身だからかゲームでも買おう
                          (市屋千鶴)

妖精が出て来るほのぼの系のゲーム購入予定。


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