今日から新しい事務員さんが来る。 はずだった。(^^;
なんだか前の会社で引継ぎ事項が一つだけ残っているとかで、 今日は前の会社に呼び出されてしまったらしい。 明日から行きますのでって、電話が有った。 明日が楽しみ。(^_^)
わたしよりずっと若くて同じ名字。 だからきっと、若い方の○○さん、とか、小柄な方の○○さん とか、呼ぶのかもしれない。 新しい方の○○さん、もありか。(笑)
わたしが今の会社に勤め出したのが、ちょうど2年前だった。 いやあ、丸2年でこんな風に偉そうになっちゃうのか。(^^; 入った翌年の3月には、取引先を7〜8社も任せてしまう会社 も大したもんだよね。 見積り、受注、発注、入荷確認、納品、請求、支払。 電話連絡、FAX。 そしてパソコンへのデータ入力全般。 (入力は全取引先を3人で手分けする。)
今では、担当の取引先は更に増え、13社ほどになる。 そのうち、大手受注先が4社。 その大手のお休みに合わせてわたしの休みは存在する。(T_T) だから土日がお休みになるんだけどね。(^o^)
さあ、新しい事務員さんには何を教えてあげようかなぁ。 ああ、ほんとに明日が楽しみ。 けっして、いじめたりはしませんよぉ。 だって、わたしは女性には優しいんだもん。
いじめるって言えば、銀行員だった頃の話。 わたしはシステム開発部っていうところに所属していた。 だってコンピュータの専門学校出身なのだもの。 で、男性社員(敢えて行員とは言わない。株式会社だから) は、ちょうどわたし達の頃から専門学校の卒業生は採らなく なっていて、支店から転勤してくる人がほとんどになってい った。 支店から転勤してくる男性の多くは、コンピュータのことは まったくの素人だから、一から教える。 その教える役目を、彼らよりも年下のわたしなんかがするん だよね。 なんだかね、勘違いする。 自分より高給取なのに、この部門ではこの程度なのかって。 そう思うわたしも馬鹿だったんだけど、彼らにもプライドが あるから、なかなか質問してこない。 逆に出来たのかどうか聞いてみるとできてない。 「わからないことが有ったら聞きなさい。」 「聞いたことは覚えられたら覚える。 2回聞いて覚えられないようなら、ちゃんとメモしなさい。」 「同じ質問は3回目まで。」
こんなことを平気で年上の男性達に言ってたんだから、わたし もかなり生意気でお馬鹿だったと思う。 そのころ、○○さんは恐いって言われてたんだよね。 28歳までは、そうやって尖がって仕事していたんだよ。 仲の良い女性社員達でさえ、仕事中は恐いよねって。(T_T) かわいい後輩も仕事中は緊張するらしかった。(T_T)
28歳になって、なんだか肩の力が抜けた気がした。 彼らが自分より高給取なのは、責任というものを肩に背負って いく人達だからだ。 責任がない分だけ、わたし達は給料が低いのだと思った。 トラブルが起きても、現場の女性が叱られることはない。 叱られるのは、監督する立場のものたち。 彼らは、決して担当者だけのせいにはしなかった。 きちんとチェックできなかった自分達の責任だと言った。 そういう姿を直に見るようになって、肩の力がぬけたんだろう。
今の人達は、どうなんだろうね。
転職した会社では、まだそんなとこまで行っていなかった。 開発現場と営業のギャップは大きかった。 営業の大風呂敷をカバーするため、開発現場は毎日が修羅場の ようだった。 いろいろともまれて今のわたしはあるのだし、高校の同窓会の イベントコーナーの司会もできるまでにずうずうしくなってき たのだから(笑)、まあ良い経験だったということだ。
あの会社に転職しなければ、夫とも出会わなかったしね。(^^)
トラブルの対応をする君の目はきらきらしてると言われてた日々 (市屋千鶴)
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