近所のスーパーで「あけび」を見つけた。 果物としてだからか1つだけパック詰めされていた。 小さい頃よく食べた。 姉は、実の部分(白いバナナみたいだけど黒い種がいっぱい入ってる)を 食べていた。 わたしは、その実がいまひとつ好きになれなくて、大人と一緒に皮を煮た やつを食べていた。ほろ苦くておいしいんだよね、皮。 果物のくせに、皮ばっかり食べられてるイメージがあるなぁ。 きっと、姉はそんなことないって言うだろうけど。
もう一つ見つけたもの、秋田産バートレット。西洋梨。 昔良く食べた西洋梨の形。ラ・フランスよりいい形だよね。 上京したての頃、洋梨をどうやって食べるかで友達ともめた。 もめたっていうのもなんだけど、もめた。(^^; みんなは、皮を剥いて食べるっていう。「えっ!?」とわたし。 「なんで皮剥くの?」「剥かないの?」「剥かないよぉ。」 友達は全員ここで、絶句。 だって、わたしが田舎にいた頃は、洋梨はまるごともらってそのまま皮も 剥かずに食べるのが普通だったんだよ。 剥かなくていいくらい熟れた洋梨を食べてたんだよぉ〜っ! 一生懸命、説明したけど、ワイルドな食べ方って言われたさ。(T_T)
おいしかったなぁ、洋梨。あけびの皮。丸ごとのりんご。ぶどう。 囲炉裏で焼いて食べた焼き栗。焼酎で渋抜きした柿。干し柿。
まいったな、食べ物ばかりが目に浮かぶ。すぐそこにある食欲の秋。 (市屋千鶴)
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