昨日、深夜12時半頃帰ってきた夫は、悲しそうだった。
夫「自転車、盗まれちゃったよ。」 妻「あんなとこに止めてあるのに?」(夫の事務所ビルと隣家の間) 夫「ううん、コンビニでパンを買ってる間に。」 妻「何で鍵をかけなかったの?」 夫「パンを買うちょっとの間だったからね。」 妻「なんで、パンなんか買いに行ったの? ご飯は食べたって言ってたじゃない?」 夫「食べたんだけど、おなかすいちゃってさ。」 妻「食べるものある?って聞いてくれれば、有ったのにぃ。」 夫「ふぅ。明日は歩きだな。」
この微妙にずれた会話。 帰るコールのときに、何のためにご飯は食べたかって聞いてる のかわからんだろ、おい。 その時に、食べたけど腹へってるって言えば、有るよってー。 そしたら、コンビニで自転車を盗まれることも無かったのに。
こんな風に考えるのは、わたしが女だからか。 なんでこうしちゃったんだろう、って振り返るのは女だからか。 夫は、ショックだけども盗まれた事自体へのショックなのだ。 わたしは、鍵をかけなかった夫と、コンビニに寄った理由の方 に引っかかっている。 パンを買いに、でなくても、きっと漫画を買いにとかの理由で、 寄ったはずなのだけどね。
しょうがない。 もしかしたら、誰かが間違って乗ってってしまったのかもしれ ないではないか。 今日の帰りに寄ってみるよ、という夫は少しまだ少し悲しそう だった。(人が良すぎなね、うちのは。)
出来事を振り返るのは妻だけで前を向くのは夫の仕事(市屋千鶴)
さて、今日はわたしは定休日。 夫は給料日。 お昼に夫の勤務先の近くの回転寿司で待合わせた。 うちから徒歩で30分。 別にバスでも行けるけど、敢えて歩きましょう。 10分早く着いたので、日陰で涼しい風に当たって待った。 かなり遠くから、夫が歩いて来るのがわかった。 だって、がっしがっし歩いて来るから、すぐわかるんだもん。
自転車のこと、聞いてみる。帰りにコンビニに寄ってみるって。 まだあきらめきれないよね。歩いたら35分はかかるんだもん。 かといって、わたしの自転車を雨曝しのあの場所に止めるのは ちと勿体無い気がして、貸せない。(夫もそう思うらしい。)
貧乏性なのか、たまたま好みがそうなのか、いつも二人の食べ たお皿は、大体2色。 なんだか、安上がりな二人。(T_T) たった30分だけど、お昼のデートは久しぶりだった。 ずっと休日出勤とかで、日中に二人で出歩いていなかったから。
それぞれにお皿の色は一番と二番目に安い色で統一(市屋千鶴)
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