東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
11時半起床。シャワーを浴び、ウインナーロールパンを食べてから昨日の深夜に眠い目を擦りながらフォトショと戦った賀状デザインの傑作をいざ96年製のエプソンのプリンターで印刷すると色が全く違う。クリーニングをしても調整をしても全く変わらず。
最後の手段で地元に住んでいてMACユーザーである友人Sに、プリンター貸してくれと一生のお願い電話すると快諾。JPEGに落としたデータをメールに添付して友人Sに送り、車でSの住むマンションへ。
Sの住む家は、妹が最近越してきたというので部屋が変わっていて男臭い部屋であることには変わりないがなぜか洗練されているという不思議な空間でSの自慢のプリンターで印刷。クリーニングをかけて印刷するとイメージ通りの仕上がりに。切手無しのコクヨから出ているインクジェット用紙は光沢なので、まるでDTPスタジオで仕上げたかのような年賀状(切手無し)が印刷された。お願いついでに30枚連続印刷。Sの部屋でだらだらと過ごした後、17時に帰宅。
印刷したての賀状に切手を貼り、宛先を書き、一言を添える。終わった頃に父親が「蕎麦出来たから居間で食べろや」とのことで海老天入りの蕎麦を食す。父親は蕎麦にはうるさくて、自分で首都圏の蕎麦屋めぐりを過去にしていたほどの蕎麦通である父親が作る年越し蕎麦。
19時半に車で新宿へ向かう。先ほど完成したばかりの賀状を新宿中央郵便局のポストに投函してから、今日まで仕事だった彼女と小田急トラベル前で待ち合わせ、新しく出来たうどん屋へ。彼女は蕎麦アレルギーという訳ではないが、食わず嫌いで単に蕎麦が食べられないというだけ。
車に戻り、NHKのAMで紅白を聴きながら芝の増上寺へ向かう。ここ3年間、連続でカウントダウンは増上寺に行くことにしている。新宿から山手通りに入って富ヶ谷で原宿に抜けようとしたら通行規制で左折できず、やむなく渋谷の神南へ。自分も彼女も今まさに聞いているNHKの紅白はNHKホールでやっていることをすっかり忘れていた。ファイヤー通りに出たので原宿駅の交差点で右折が出来ると思いきやまたもや通行規制で左折限定。結局NHKの周りを15分かけて1周した。らちがあかないので代々木まで戻り、首都高に乗って芝公園出口で降りる。わずか10分で赤羽橋付近へ到着。ただ、今日に限りやはり駐車スポットは埋まっていたので、神谷町駅付近の、絶対に他の車に迷惑がかからない穴場の国道1号沿いの窪みへ駐車。
東京タワーを経由して増上寺へ。風が吹いていないせいか寒く感じない。30分後にカウントダウン。増上寺は毎年、願い事を書いた紙を風船につけて一斉に飛ばすというイベントをやっているが、今年はさすがに間に合わず。とりあえず買ったばかりのカメラ付き携帯N504isで写真を撮りまくる。
カウントダウン後にお賽銭と祈祷をする為に並んでいる、溜息がでるほどの長い行列にどさくさに紛れて横入りできたので、流れに身をまかせて50円を投げる。携帯は通話規制でドコモだと8回に1回しか通話できないという話を聞いていたので、迷子にならないように彼女のマフラーを離さずにいたら、気づいたら賽銭シート側の近くに来ていて彼女はマフラーで首を締め付けられて苦しがっていた。そして生まれてはじめて、後方から投げられた小銭が自分の頭にぶつかった。2003年は何かいいことありそうだ。
車に戻って高速に乗って彼女を家まで送り、自分の家には27時半(1月1日午前3時半)に到着。日記つけて寝るとする。
♪IN MY PLACE / COLDPLAY
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