東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
12時起床。昨日は帰ってきてすぐに12時に寝てしまったから12時間睡眠が出来たことになる。おかげで首の痛みが取れた。おやじがスーパーで買ってきたピラフを勝手に食べて、シャワーを浴びてから一週間分の洗濯。ついでにベッドのシーツも洗う。
今年は彼女と迎えるクリスマスは無いので、今日はケーキの食べ放題に行く。車で新宿まで行き、彼女と待ち合わせてから有楽町のリプトンコーナーへ行く。既に6組ほど待っていたが、彼女の苗字を伝えて待つ。だが、彼女の苗字は日本で3〜4番目に多い苗字の為、呼ばれた時にその場で待っていたXXさま2名様〜との店員からのサジェスチョンに、3組のXX様が反応した。
30分待ってようやく入店。土日祝日でも980円でバイキングというのはありがたい。パスタやケーキを腹12分目まで食べる。
その後、有楽町西武を見て歩き、外に出て歩いて丸ビルへ。会社から近いくせにいまだに足を踏み入れてなかったので強引に彼女を誘って行ってみたのだ。
テナントは、やはり高年齢層向けが多く、バブル最盛期に流行っていたナラカミなんかも入っていた。コンランショップがテナントとして入っていたので、そこでいろいろ見て回るが値札は一桁違うので、何も買わず。ショーケースの中に、以前自分が使って今は電池が切れて動いていないものと同じLEXONの腕時計が売っていた。LEXONの品揃えは結構豊富で、売っているところが分からないために入手困難なLEXONナイロン鞄などがリーズナブルに売っている。今度買いに来よう。自分は部屋の中は鞄だらけだ。ユナイテッドアローズのグリーンレーベルもよさ気なコートあるも、衝動買いには至らずに、東京駅から中央線で新宿へ。
彼女のクリプレとしてバーバリーブルーレーベルの手袋をキャッシュで購入し手渡す。駐車場に戻って、彼女を家まで送る。甲州・東名を使って新宿から70分。
そこから多摩地区の自宅へ戻る。野猿街道でやけに前の車がのんびり走っているなあと思ったら、3台前の車がパトカーだった。巡回パト車は車の「流れ」をわざと無くして、ドライバーを苛立たせる。
車中、J-WAVEのロバートハリスの番組を聴く。ロックグループの「BOSTON」特集だった。高校時代は、通学中のチャリを運転しながらヘッドフォンステレオで聞きまくっていたことがある。高校時代に洋楽に目覚め、同世代が知らない洋楽を聴くということが、ある種のステータスになっていた時代だ。大学入学後はクラブミュージック全盛で、友人に影響されサブカルと交じり合ったテクノを聴き、ゼミで同じだった同期生がレガシーの中で聴いていたダンスホールクラッシャーズというグループと、当時入り浸っていた代官山の古着屋からインスパイアされてスカコアを聴くようになり、社会人になってからはビールを飲みながらボサノバを聴くという贅沢を知るようになり、今に至る。
丸ビルにいるころ、地元の友人Sからの着信があったので電話してみる。年賀状の話題になり、そもそも、この日本だけの年賀状制度は昔から疑問に思っていたが、新年を祝うのであって、たとえ送り先の親族が無くなった人がいても、その不幸を祝う訳は無い訳で、しかも賀状が着くのは新年になってからなのに、新年の挨拶を控えるというのは、不幸を引きずりすぎだとは思いませんか。というような疑問を常に感じていかないと、駄目人間になるよね、という話を友人Sとぺちゃくちゃ話す。
♪MARIA MOITA / NICOLA CONTE APRESENTA ROSALIA DE SOUZA
|