東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。
マフラーを巻いて会社へ。コートを着なくてもまだ大丈夫だ。電車は満員だし、駅から直結だから、駅までの道程を我慢すればよいのだ。
午前は校正チェック。様々な広報媒体が次から次へとやってくる。一つの初校が終われば再校、最終校、念校、色校と一つの案件だけで5回ある。
昼は昨日と同じく社食で大盛カレー。毎日カレーを食べているとさすがに飽きが来る。地下のドトールでお茶。
午後、オフィスが寒いのでスーツの上着を着ると、派遣社員のH女史に新品のスーツであることを見抜かれた。よく分かったねえと問うと、「だって前のスーツは毛玉が出来てたもん」と言われて複雑な気持ちに。そういう生地だったので誤解のないように。
2年目S嬢の仕事を見てあげたり、書類を作成したり、取引先とのやりとりで18時に。その後は情報端末の前でひたすらデータ抽出。不明点が多かったので傍目には、間違いなく自分より忙しいW先輩に教えてもらう。おかげで期日までに納品が間に合うことになりほっとする。
21時、前の部署で取引先の関係でいながら公私混同の仲だったM氏よりTELあり、今週の金曜は空いているかとのこと。なんでも5:5で合コンを開くので、一人足りないので呼んでくれたらしい。ひっそりとしたオフィスで自分の「女性は何名来ますか?」とか「場所は」「年齢層は」などといった仕事とは全く関係の無い電話をしていることを周りが耳をそばだてて聞いているので声を小さくした。半強制的に参加させられる。
メールチェックすると、同じく前の部署で飲んだことのある取引先の女性が、来週か再来週にでもシステム会社の人たちも呼んでまたお食事しましょうとのメールが。部署が変わってもこういうお誘いは嬉しいものだ。可及的速やかに実現に向けて前向きに対応しますと返信する。
23時半に退社。まっすぐに帰る。朝はあまりの満員で開くことも出来なかった高任和夫の「架空取引」という小説を読んで帰る。
♪THAT'S THE WAY(I LIKE IT) / K.C.AND THE SUNSHINE BAND
|