東京の憂鬱
紫煙を燻らせながら綴る日常、小言、気分な音楽。備忘録的日記。

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2002年11月18日(月) 魚の目

シャワーを浴びて体を温め、おろしたてのスーツを身に纏い、寒風吹きすさぶ中、駅へ。小学生軍団が歩いてきたので千代田区条例が体に染み付いてしまった自分は思わず吸っていた煙草を排水溝に捨てる。

西武線・東西線と土曜に買った「懲戒解雇」という本に夢中になって気づいたら大手町。地下鉄が停車する瞬間、横揺れして、油断していた自分が思い切り靴を鳴らして転びそうになる姿勢を立て直すのを周りから何事かという白い目で見られる。転びそうになっただけなのに。

午前は校正チェックと他部署との調整。昼飯は先輩と社食でカレー。10分後、すぐに地下のドトールでお茶。

午後はやはり課長が打ち合わせから帰ってこずに仕事が回らず、3つの部署から早く校生後の書類を回してくれと催促。

夕方、打ち合わせから帰ってきた課長の目は死んだ魚のように濁っていて、この人倒れるんじゃないだろうかというほど苦しそうだ。

明日の朝一提出の書類だけとりあえず証印押してくださいと詰め寄る。その後、役員に飲みに誘われて20時頃には退社していった。あんな状態で飲んで大丈夫だろうか。

同じシマの先輩と21時にコンビニへ飲み物とお菓子を買い込み、遅くまでがんばっているS嬢に亀田製菓のカレー煎餅を分ける。報告書を22時半まで書きあげて一足先に社を後にする。

23時半に家に着き、久々に日付が変わる前に夕飯。異動が出てこの部にやってくることになった、昔同じ部署にいたことのあるN先輩から携帯にTELあり、情報提供する。普段なら今頃会社を出ますよと言ったら「マジで」と言ったきり3秒間の無言。「なんでそんなにお前は明るいんだ」と逆になじられる。2ヶ月前の自分に比べるとだいぶ落ち着いたということか。

西向きの寒い部屋で一人キーボードを打っていたら手がかじかんできたので寝るとする。

♪JENNY FROM THE BLOCK / JENNIFER LOPEZ


manabu

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