MrsMの観劇日記
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2002年02月13日(水) 「サトラレ」

期待度 ★★★★★  満足度 ★★★★☆

 この映画、しっとり叙情的映画だと思っていたら、コメディだったのね(え? 違う?? 笑)
 非現実的なストーリーの邦画の限界を感じてしまった映画でした。設定とか、穴だらけでっせ? 穴があってもいいのだけど、それを感じさせないぐらいの迫力がない。だから、「コメディ?」と思ってしまう。
 
 と、文句をいいつつもけっこう楽しかった。
「サトラレ」の苦悩とかなんとか、難しいことはあまり掘り下げてなくて、だから軽めの仕上がり。一番の張本人であるサトラレくんは、最後までその事実を知らずにぼけているし(笑)。
 ま、それでいいんじゃないのかなぁ。これはそういう映画だろうし。
 それにあんまり掘り下げたら、ヒューマンドラマではなくてホラーになってしまいそうだわ(笑)
 ドラマ的なのかもしれない。適度にコメディの要素を入れて、深くは考えさせない。それはそれで、正解だ。
 最後はあまりに平和ぼけって気がしないでもないけれど、ま、いいや。みんなで「よかったね」って言えれば、それでいいのよ。これは、そういう映画さ。
 深いことを考えてはいけない。考えれば、この話は破綻する(笑)
 これは、八千草薫の微笑みと鈴木京香のぼけぶりで見る映画なのさ(本当か?)
 にしても、里見健一くんはとてもIQ180には見えなかったぞ?
←だから、深いことを考えたらだめだってば……。

 言いたい放題だけど、それでも手術後のシーンにはうるうるしてしまった。そして、ふと横を見ると、宿題をしていた娘が涙を拭いていた。やっぱり、親子ねぇ(^^;)。


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