白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年02月04日(土) 春立つと


春立つといふばかりにやみ吉野の 山もかすみて今朝は見ゆらむ

                             拾遺集・春・忠岑


超意訳:


ただ立春を迎えたというだけで、
あの春が遅い吉野山ですら、
今朝はなんとなく霞が立っているようにも見えるのだろうか…




こんにちは。あの歌この歌を白虎の面々でえがいては、
ひとり萌え〜としている頭が春な桂子でございます。(…)


ちなみに和歌を参照する本は、古今集なら、

注釈まで見たいとき→講談社学術文庫 『古今和歌集(一)〜(四)』
歌が見られればいいとき→岩波文庫 『古今和歌集』
特定の言葉を鍵に探したいとき→笠間書院 『歌枕歌ことば辞典』を、
それぞれ愛用しています。


また、ファンである友則の歌は、超過勤務手当てをつぎ込み買った(笑)、
明治書院 和歌文学大系 『貫之集・躬恒集・友則集・忠岑集』 で
うっとりゆっくり楽しみます。(…)


なお、紺の背表紙が美しい講談社学術文庫は、
お値段の高さがネックですが平安ものが大充実。

「藤愛でる少将」の題の元ネタでなかったかと思う、
「虫愛づる姫君」で有名な『堤中納言物語』
『とりかへばや物語』
『とはずがたり』、などなど、
こちらの文庫の全訳は丁寧で読みやすくいずれもお薦めです。

また、周辺の参考文献も多いので、平安スキーな方は機会がありましたら、
本屋や図書館をぷらっとどうぞ旅してみてください。


 
 
 
 
  
 


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