春立つといふばかりにやみ吉野の 山もかすみて今朝は見ゆらむ
拾遺集・春・忠岑
超意訳:
ただ立春を迎えたというだけで、 あの春が遅い吉野山ですら、 今朝はなんとなく霞が立っているようにも見えるのだろうか…
こんにちは。あの歌この歌を白虎の面々でえがいては、 ひとり萌え〜としている頭が春な桂子でございます。(…)
ちなみに和歌を参照する本は、古今集なら、
注釈まで見たいとき→講談社学術文庫 『古今和歌集(一)〜(四)』 歌が見られればいいとき→岩波文庫 『古今和歌集』 特定の言葉を鍵に探したいとき→笠間書院 『歌枕歌ことば辞典』を、 それぞれ愛用しています。
また、ファンである友則の歌は、超過勤務手当てをつぎ込み買った(笑)、 明治書院 和歌文学大系 『貫之集・躬恒集・友則集・忠岑集』 で うっとりゆっくり楽しみます。(…)
なお、紺の背表紙が美しい講談社学術文庫は、 お値段の高さがネックですが平安ものが大充実。
「藤愛でる少将」の題の元ネタでなかったかと思う、 「虫愛づる姫君」で有名な『堤中納言物語』、 『とりかへばや物語』、 『とはずがたり』、などなど、 こちらの文庫の全訳は丁寧で読みやすくいずれもお薦めです。
また、周辺の参考文献も多いので、平安スキーな方は機会がありましたら、 本屋や図書館をぷらっとどうぞ旅してみてください。
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