「隙 間」

2012年07月08日(日) 恐れ入谷の朝顔市

低気圧のせいです。

金曜日から始まっていた入谷の朝顔市。

土曜日は、鬱々とした天気に出かけるのを諦めてました。

それでも洗濯くらいは済ませなきゃいけないと思っていたのに。

朝九時過ぎに起きて、昼一時過ぎに起きて、夕方五時頃に起きて、夜九時半にまた起きて。

二十時間?

寝てました。

そしてその晩は、それでも夜中一時半過ぎにはまた寝てました。

日曜朝九時にやっと起きました。

今のわたしのテンションをあげるためには「もののふ」化が一番らしいです。

桃黒は、麻薬的です。
本人らはもちろん、バックアップしているものらも、ようく考えて、そして考えずに、世間を巻き込んでいるのが、よくわかります。

もとい。

冗談chaimaxx
頑張っちゃいchaimaxx

に乗せられて、てくてく向かいました、鶯谷に。

三時の方向に敵機発見、デストロイ&乙女の祈り。

リン、リンリンリリン
リン、リンリンリリン

ああ、ダメな大人です。

しかし。

これくらいの勢いをつけないと倒せない敵が待っているのです。

富士山盛り
激盛り
男盛り
愛情盛り
メガ盛り

そんな札が正々堂々と貼り出されている

「焼きそば」

をデストロイしなくてはならないのです。

これらは皆、同じ盛りを指しています。

昨年は大震災の自粛ムードによって朝顔市自体が開かれなかったので、二年ぶり、四度目の戦いです。

「ひとつ、ください」
「はぁい、袋広げて待っててくださいね」

言うより早く、わたしはコンビニ袋をビッと千切り取り、クルクルと口を丸めながら広げて構えてます。

もう勝手知ったるなんとやら、です。

どっからでも、かかってこい!
(こい!)

でっかいヤツが、現れたー!
(わー!)

どさっ。

三、四歳児なら頭よりデカイです。
これで五百円です。

腹へったー!

いざ、尋常に勝負です。

最上級のhappiest届ける
花盛り、夢見がち
乙女の祈り

届きました。
いただきました。
完食です。

ぷふぅ。

くちくなった腹をさすって、満足です。

花より団子。

朝顔は、なにはさておき団十郎。

品種はよくわかりませんが、団十郎の鉢をずらっと眺めて回って、わかった風な気分に浸りました。

今年はちょいと小振りだねぃ、などと。

はい。
今年も買いはしませんでした。

十川さつきが現れたら、そのときに買います。

ダメな大人化に、拍車がかかってしまってます。

しかし違和感を忘れていません。
これこそが、社会学的見地におけるわたしの冷静さと理性の欠片のはずなのです。


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