「隙 間」

2011年01月02日(日) 「ヤギと男と男と壁と」くじと私と私と夢と

なんとも珍しいことに、わたしとあろうものが初夢を見てしまったのである。

しかも、二本立て、である。

ひとつ目の夢は「アテナ(Athena)」が関わっているのである。

なんとも魅惑的な。

この言葉に由来する店で、わたしはアルバイトを学生時代に名友としていたことがある。

内容にはまったく関係ないが、当時の仲間等が名前だけ出てきたのである。

ふたつ目の夢のキーワードは、「匈奴」である。

古代中国は北の辺りを席巻していた騎馬民族国家。

一説によると「フン族」としてヨーロッパまでその力を及ぼしたともいわれている。

ヨーロッパのことはわたしは疎いのだが、匈奴と言われれば「冒頓単于」をすぐさま思い浮かべる。
一応「史記」やら「十八史略」をなめる程度ではあるが読んである。

おそらくその「軋」の場に、わたしは居合わせていたのである。

中国史がわかる方は、どんな場面か想像がつくこととえもうが、ご安心いただきたい。

わたしは「綱」しか見ることはなかった。

しかしあやうくそれに巻き込まれるところではあったのである。

なんとゆうこの「ちぐはぐ」さ、落差、滅茶苦茶さ加減であろうか。

初夢に見ると縁起がよいものとして、

一富士、二鷹、三茄子

と言うが、これに照らし合わせてみよう。

一不死(フジ)、二隆(タカ)

と、ふたつも当てはまるのである。

ああ、そうである。
「こじつけ」である。

「一富士」は、わたしは死なず、つまり「不死」。
「二鷹」は、当時共に働いていた名友の名前の一部である「タカ」からとっている。

よいではないか。
これくらいの前向きさ。

さて。

その前向きさをもって、いざ初詣である。

まずは根津神社。

むにゃむにゃと手を合わせ、ほぼ一年ぶりの参拝を詫びつつ、ムシのよいことを頼もうとする。

しかし。
あろうことか。

呼び間違えてしまったのである。

「オオナムチの、いや違った、スサノオの」

根津神社の一の宮はスサノオノミコトである。
オオナムチノミコトは神田明神のほうである。

どうやら完全にご機嫌を損ねてしまったらしい。

ひいたおみくじは「凶」である。

手渡す巫女さんが、優しく微笑んでくれたのは、このためであった。

にゃにおう、と神田明神へとスタコラサッサ。

えーんえーん、斯く斯く然々。

こちらこそはようく知ったる御祭神・オオナムチノミコト、大黒様であるから間違うはずがない。

応、よしよし。

と、「中吉」のおみくじで応えていただいたのである。

さすが、「江戸総鎮守」である。
懐が、深い。

いや、それは私が失礼な間違いをしなければよいだけの話である。

ともあれ。

立ち直ることはできたのでよしとしよう。

しかし、書いてある注意書きやらの内容は、不思議と同じようなことばかりなのである。

今年は本当に、大人しく、慎ましく、はやらず、慎重に行動しなければならないようである。

桑原桑原。

さてさて。

「ヤギと男と男と壁と」

をギンレイにて。

ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ケビン・スペイシーらが出演。

と聞けば、なんと豪華な作品だろう、と思うことであろう。

そして観終えれば、やはり、なんと豪華なお馬鹿っぷりだろう、と思うこと間違いない。

アメリカ軍に本当にあった(らしい)、超能力を兵器とした超能力兵士、その名も「ジェダイ戦士」。

遠隔視にて誘拐され行方不明の幹部の居場所を捜し当て、「キラキラ眼力」によって敵の攻撃心を萎えさせる。
はたまた、ヤギの心臓をその「キラキラ眼力」によって停止させてみたり。

謎に包まれた彼らのことを記事にしようと、地方紙の記者、妻に編集長と浮気されて捨てられて、編集長と妻を見返してやろうとイラクに乗り込んで行くのである。

さてその結末と意外な真相とは。

この言葉を贈りたい。

「ラヴ・アンド・ピース」


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