「隙 間」

2010年01月23日(土) 「私の中のあなた」

「私の中のあなた」

をギンレイにて。

さんざん世間で「素晴らしい作品」といわれているので、それ以上わたしが付け足す必要は、ありません。



白血病の姉ケイトのために、遺伝子操作して生まれた妹アナ。

生まれたその日から、姉のドナーとして何度も何度も、移植のための入院や手術を繰り返してきた。
それでも、家族は皆で笑って、幸せな日々を築き、保ち続けてきた。

ある日。

アナは突然、「私の体は私のもの。移植手術を拒否する」ために両親を裁判で訴えることに。

移植をしなければ、姉は死んでしまう。

ケイトに生きていて欲しいと、ずっと、それ以外のすべてを犠牲にして戦い続けてきた母親。

姉ケイトを愛し、ずっとそばにいた妹アナ。

なぜ、アナは裁判を起こしたのか。

家族皆が揃う、というささやかな幸せのために戦い続けていた家族に、オリのように溜まっていたもの。

生きようとすること。
生きるということ。
生きて欲しいと願うこと。

生きること。

やはりとても素晴らしい作品です。

本題とは違うところだけれど。

家族、夫婦とは、互いにバランスを取り合ってゆく不可欠な存在。

だからこそ、衝突したり、支えあったり、を繰り返してゆく。

ということ。

ごくごく当たり前の、あらためて感じるようなことではないけれど。

そして、自分の体が自分の思うままにならない、ということ。



それでも。

生きるということを、かみしめたくなる。

抜群に、素晴らしい作品です。


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