| 2009年12月25日(金) |
Christmas bells are... |
(on street) Christmas bells are ringing! Christmas bells are ringing! Somewhere els... Not here...
「You OKay honey?」
エンジェルが舞い降りてきてくれないものでしょうか。
「コートは奪われても、袖だけ守りきったぞ」
と片手を掲げるような事態もなく。
二階の部屋に引っ越したおかげで、プレゼントをくれるのではなく奪ってゆくサンタさんがやってくる気配もなく。
白雪舞うホワイトクリスマスならぬ、指紋検出のアルミ粉舞い散るシルバークリスマスを迎えるようなこともなく。
だから背中に「下谷警察」と書いた面々を部屋に呼び寄せてにぎやかしく夜を過ごす、なんてこともなく。
「RENT」のcompanyらを思いながら、静かに過ごしたりしているわけです。
ライフカフェにゆけば、マークたちや、もしかするとベニーがアリソンと食事をしてるかもしれません。
よし、ゆこう。
……というわけで、大森です。
「やあやあ、いらっしゃい」
にこやかにイ氏が迎えて、チョンと脇にケイちゃんが控える。
休み中の分ね、とすらすらペンで書き付け、
「村山由佳の話をしてたんだよね」
先週のことをさすが覚えており、わたしは村山由佳に関してさほど、いやほとんど広げる風呂敷がなく、さてどうしようか、とあやふやな顔で、「そうです」と答える。
「読んだのを本屋に持っていったらさ、百五十円にしかならなかったよ」
新品の千五、六百円の単行本が、である。
馬鹿らしいよねえ。
クシャっと笑い、ところで、と続ける。
「いつ出版するの」
藪から棒。 青天の霹靂。 突撃、となりの晩ご飯。
である。
へどもどしてケイちゃんに助けを求めようと見つめてみるが、彼女はもとより何のことだかよくわからず、カーデガンのすそを直したりしていて、はたと目が交差したが、なんでしょう、とぱちりとひとつふたつまたたく。
唖唖と、ぱくぱくしているわたしに、イ氏は「ふくとくの旦那とおなじかい」と。
意味がわからず、あんぐりしているわたしに、さらに続ける。
高座のひとつだよ。
ああ、とうなずきはしたが、あらすじを知らない。 どんな噺でしょうか。 若旦那が漁師になって隅田川の真ん中で立ち往生しちゃう話だよ。 ほほう。
つまりは、
「筆が進んでない」
ということを暗に聞いてみたらしい。
わたしは河童じゃないですけど、流されっぱなしです。 書いちゃあいるんですけどね。
楽しみに待ってるんだから、早くね。
ええ、まあそれはもちろん、そうなるばかりを我がことながら願ってますけれど。
「お正月はどこかゆくのかな」
実家に帰るだけです、と答えると、それじゃあ、
「お父さんによろしくね」
よろしく、ですか。 はあ、まあ、と答えると、
わはは、と笑う。 わはは、とわたしも笑う。 笑いながらも、片足が陸地にしかと着いていると、なかなかもう片方の足に重心を寄せようとはしなくなることを思う。
Do'nt breathe too deep. Do'nt think all day. Diving to work. Drive the other way...
Let's open up ristrante Santa Fe. Sunny Santa Fe would be nice!
Do you know the way?
プレーリードッグが待つ彼の地には、まだまだゆくつもりはない。
しかし魅力を感じなくもないのである。
「本年もお世話になりました」
それでは、とイ氏らに挨拶をする。
Christmas bells are ringing... Christmas bells are ringing...
Somewhere els...
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