「隙 間」

2009年12月29日(火) 「南極料理人」いとおしいものたち

「南極料理人」

をギンレイにて。
今年の映画の見納めです。

ロードショー当時に観た作品です。
二度目です。
それでも、やはり、

素晴らしい作品

です。

男はやはり、バカで単純でいとおしいもの、です。

ご家族で、この年末年始の休みに、ご覧いただきたい作品です。

「お母さんが最近、元気がありません。どうしたらいいでしょうか?」

との子どもからの質問に、

「じゃあ、お母さんのために、料理をつくってあげなよ」

と答えます。
「は?」と眉間にしわを寄せる子どもに、こう続けます。

「美味しいご飯を食べると、元気になれるでしょ?」

名言です。

自炊を復活させてふた月が経とうとしてます。

篠原美也子さんのPod castの中で、

自分のためにだけ作るのと、誰かのために作るのでは、全然、違う。

とありました。

ええ。
わたしは自分のためだけの料理です。

具材の切り方なんか、包丁に聞いてくれ。
作る量なんか、鍋やフライパン任せ。
味付けなんか、とりあえず入れるものは入れて、量が量なだけに、大さじ何杯かしらんがこんだけ入れとこか、と神の舌任せ。

一度に、二三日分まとめて作りますから。

それでも。

お、お?

と思わず眉が上がるときかあります。

しかしそれは、あくまでも自分のためだけの作り方だから、ひとりほくそ笑むだけです。

「南極料理人」を観ると、とても、誰かと食卓を囲むことのいとおしさを、味わえます。

とにかく、とても、いとおしい気持ちになります。

「ああ……。渋谷とか、行きてえ」

この言葉が胸に突き刺さる場面も、見逃せません。

三十分で行けてしまうわたしには、とても切なく響きました。

いとおしい男たちへ、愛を。

そして、そんな男たちのそばにいてくれる女たちに、感謝を。


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