| 2009年05月25日(月) |
「エンド・ゲーム」ってとこの |
恩田陸著「エンド・ゲーム 常野物語」
さすが恩田陸、一気に読ませる。
常野物語シリーズ第三弾。 「遠目」や「つむじ足」など不思議な能力をもつ一族である「常野一族」。 一族でも最強の力の持ち主である父と母。ふたりは、同族同士で結んではならない、という掟を破り、娘を得た。 家族は敵対する別の種族からの危険から逃げ、戦う日々が続いていた。
ただ普通の当たり前な日々を過ごしたいだけ。 襲ってくるのはいつも向こう。
その戦いの日々に、ついに終止符を打たんと、ひとの心をまるごときれいに洗い直せる「洗濯屋」のひとりと、立ち向かうことに。
……。
なんだか、とてもくだらない気持ちになってきました。
一作目は、心情的に訴える物語で、とてもよかった。
二作目は、まあ時代背景やら、まだ、よかった。
と思える、と思う。
今回は、ああ、単なる娯楽作品、になっちゃったよ。
特殊能力がどうの、なんてだけの話なら、少年ジャンプでも読んでたほうが、よっぽど創作的で面白くて爽快な気持ちになれます。
そんなものをわたしは求めて本なんか手にしたりしません。
作家として、恩田陸さんは嫌いじゃあありません。
ぐいん以外で、いわゆるSFやらミステリという匂いがするものはほとんど視野にいれる気がないわたしが、読んでみたりしているのですから。
まだ常野物語シリーズは続くようですが、微妙な、いや、ここまでかしらん……。
|