先日の「風に舞い上がるビニールシート」内で、仏像の修復士の物語があったのです。
子どもの頃に読んだ漫画では、そんな仏教の守護神やら菩薩様やら如来様やらの名前を目にする機会が、多くあった気がします。
少年漫画では、扱いやすかったのでしょう。
友情、努力、正義、の戦いに、うってつけですから。
しかし、実際はきちんとした知識として、身についていないのです。
いや、そんな本格的なものは望んではいないのです。
ですが、たとえばお地蔵様とは、石で彫られた坊主頭の仏像全般を指すのではなく、「地蔵菩薩」のことである、と知ったのが、たしか「仏ゾーン」とかいった漫画でだったりします。
菩薩と如来の違いだったり、三尊やら五大やらのそれぞれだったり、よくわかっていません。
インドや中国やもちろん宗派やらのそれぞれで、それこそなにがなにやら。
三浦じゅんさんや、宮本亜門さんらが、
「仏像は美しい。楽しみ方、ふれ方、それはどんなものでもいいから、まずは見てみること」
と時折発言しているのを目にすることがあったりするが、たしかにごもっとも。
旅先でかならず神社仏閣にゆくくせに、どの仏様もありがたみを十分にかみ締めきれていないのです。
重要文化財。 ふむふむ、ありがたやありがたや。 その……なにがし菩薩様ですね。 で、その右隣のなにがし、いや左隣だったかしら……いやここの前の違うとこで見たやつだったかしらん。 ……ま、いいや。 どれもありがたやありがたや。 さて、お次は、と。
といった感じです。
三十三間堂にいったときなんか、もう、パニックです。
仏像、ぶつぞう、ぶっつぞう。 どれが自分に似てるかなんて、そんな皆さんで一斉に並んでプレッシャーをかけないで……。 わきゃあぁっ。 みんな同じお顔ぉぉぉっ。
神さまの類いは、多少読みかじりました。 古事記で、ですが。
日本書紀は、国生みのあたりで座礁し、蛭子といっしょにわたしも海へ流されてしまいました。
沖をぷかぷかと漂ってます。
いつか泳ぎ戻りたいと思います。
和邇がはしけを繋いでくれないものでしょうか。
楽をすることばかり考えてると、ぶつぞうっ。
仏像がぶつぞう、なんて、古典的な落ちが着いたところで。
なんて長い下げだったのでしょう……汗
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