夢見る汗牛充棟
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2008年12月12日(金) 神の家の災い   ポール・ドハティー

創元推理文庫 古賀弥生:訳

購入。愛してる! &読了

というわけで
アセルスタン修道士シリーズの3弾です。わーいv

……とはいえ、1ヶ月も前から注文していたのにも関わらず
発売日に入荷してくれませんでした谷○屋の有東坂店。がっでむ。
発売日が土曜日で、土日で読みふけろうと思っていたわけです。
はぁはぁ言いながら本を受け取りに行ったわしの怒り悲しみたるや
到底表現しきれません。(←ぜんぜん大げさじゃない)
ぶっちゃけその日に賑やかな静岡市街まで出たら、同じ谷○屋の
呉服町店には置いてありましたよ、当該本。勿論買いました。悩まず。
だって馬鹿だもん。本に関しては。
ほんで帰宅後土曜〜日曜にかけてはぁはぁしながら読了した次第。

ちなみに、だぶった一冊は友人に押し付けます。


あいかわらず、中世っぽい薄暗い雰囲気にどっぷり浸れました。
好きだなぁ、これ。ミステリとか謎とかとは別の次元にこの話の
魅力はあるよなと個人的には思ってます。

子持ちクラストンさんはきっと酒を止めてくれると信じてたけど
甘かったです。長生きして欲しいです。熊さん。
アセルスタンさんをとりまく人間関係がこなれてきた感じでなかなか
楽しさがまして来たなぁと思います。

で、今回私を何よりも震撼させたのは後書きの末尾の一文でした。

【そして読み終えられた方は……続く作品も無事に翻訳・刊行される
ことを祈って、先ずは乾杯を!】

――――まだ訳されてないのだけで7冊。ぶっちゃけ当然出る! とか
信じているわけですが、祈らなきゃ駄目なんですか!?
祈らないと出ないんですか!? あああああああああ。
猛烈にお祈りしたいと思います。

そして思い出すのは前作が同じ月に発刊しました尼僧フェデルマシリーズ
です。ピーター・トレメインさん。
祈りが足りないのか。出て欲しい! 続き待ってます!

12月発売のミステリーズ! 32号に この人の作品載っているらしくて
でもまだ未入手です。つか、清水の本屋でわしが行くところには
ミステリーズ! 入ってないんだぜ。どっこも(笑) 定期購読するしか?
注文かけてます、明日受取りに行きますよ。万歳。待ち遠しいっす。

ついでに「東京創元社」と言ってそれ何? みたいな怪訝な顔をする
本屋の人はとっても切ないです。マイナーじゃないと思うんだ。
でも戸○とか谷○屋とか創元の新刊けっこう入荷しないんだ。めぞめそ。


恵 |MAIL