夢見る汗牛充棟
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創元推理文庫
タイトルに惹かれて購入。読了。
短編集。 初っ端の【天使解体】から強烈で、おっとこいつは(購入したの) うっかりだーと思ったのは内緒。
うす暗い、狂っている、怖い、歪んでる。でも時々きれいな気もする。 生臭い臭いとかはない。あんまり気持ち悪くもない。 悲しいとか悲惨とか残酷とかそういう感覚をつきぬけたところにある頭 が言葉を紡いでるというか。不思議なバランスです。 なんかくせになる。
文章は好みでそういう意味では読みやすかった。
特に好きな作品は【玄い森の底から】と【脛骨】。
あと【聖戦の記録】ってのもナンジャコラ!? って感じで 好きです。別のも買って読んでみようかなと思いました。 積読がもう少し減ってから……ですけれど。
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