★悠悠自適な日記☆
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2005年06月10日(金) うたごえ

 私の歌声は、ちょっと違うって言われる。

 「シマコが歌ってるとすぐわかるね。」と、言われる。合唱なのに、私の声だけは分かるらしい。それは今に始まったことではなくて、小学校でも中学校でも高校でも言われていた。

 絶対音感があって、調律されていないピアノの音の狂いぐらいまでなら敏感に分かるので、さすがに自分が歌っていても大幅に音をハズしていることはないと思う。だけど一応心配になって、友達や先生に「私、音ハズしてる?」と聞いてみるのだけど、やっぱりそんなことはないと言われて、むしろ、私の声で音取りをしているくらいだと言われる。

 ガラガラ声とか、特別目立つ声をしている訳ではない。至って普通の声。舞台では、本当はあかんけど通らない声を声量でカバーしているくらい。音域は3オクターブ。(←演劇始めてから声が低くなったけど。)ソプラノ声だけど、音楽の授業で配られる楽譜程度なら、どのパートでも音が苦しくて出ない…なんてことはない。ラクにゆったり歌っていると思う。

 声楽を習ったこともない。テクニックとかない。歌うことは本当に好きで、本当は習いたくて仕方なかったけど、母が「歌ができても職業として食べていけないからそれよりピアノとバイオリンやりなさい。」という方針の人で、どうしても習わせてもらえなかった。(でも今の少子化時代になってみると、ピアノこそ職にならんぜよ!…と母に言いたいけど、演劇の方がもっと職にならないのであまり言えない…笑)

 でもだからこそ、小学生の時から音楽の授業は本気(笑)。先生から言われたことは全部覚えて帰った。時々人のいない原っぱや公園に行って一人で歌った。自分の歌をテープに録音して、あまりにもの下手っぷりに泣きそうになりながらも、どこが自分の弱点か分析していた。とにかく好きで歌っていた。自己流も甚だしいけれど、それでとりあえず人に恥ずかしくないくらいは歌えるようになったと思う。

 だけど私の声はみんなと調和せずに、浮いた状態になっている。なんでだろう。声を合わせて歌っていても、私の声だけが1本、ポーンと出ている感じがする。

 目立たないように、声を小さくして歌えば調和するかもしれない。けれどある程度声を出さないと音程が取りにくいし、なにより歌っていて楽しくない。

 うーん、どうしたものか…。やっぱりちゃんとボイズトレーニング受けないとだめかなぁ。


嶋子 |MAILHomePage

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